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初めての保育士さんでも簡単3ステップでできる!!基本のパネルシアターの作り方

保育園でパネルシアターをすると子供達は興味深々!
「これは何かな?」と質問すると、われ先にと元気に答えようとしてくれます。
そんな子供達が大好きなパネルシアターですが、いったいどうやって作るのか?!どんなお話で作るのか、どんな仕掛けがあるのかなど、パネルシアターを作ったことのない保育士さんにもわかりやすいように解説していきたいと思います。
動画も参考にしてくださいね。

人気のパネルシアター5選!

コロコロリン

ボールがコロコロ転がって何になるか楽しみで想像力が膨らむパネルシアターです。

まるいたまご

色々なたまごがあります!いったい何が生まれるのか気になって、みんなの視線は終始くぎづけです♪

のびのびのびーん

良いお天気の日に蜂さんがお散歩していると鼻が縮んでしまったぞうさんと首が短くなってしまったきりんさん、短いへびさんに出会い、蜂さんがひっぱってなおしてあげる…という可愛らしいパネルシアターです!

ぱぱんのパンの木

木においしそうなパンがなっていて、みんなで食べたらなくなっちゃった!
でも、「ぱぱんのパンの木!」とみんなで呪文を唱えると…?!
どうなっちゃうのかわくわくドキドキなパネルシアターです。

大きい小さい

パネルシアターで楽しく「大きい」、「小さい」を学べます。

パネルシアター基本の作り方

「パネルシアターは子ども達には人気だけど、手作りすのは難しそう…」と思っている保育士さんはたくさんいると思います。
でも、実は基本さえ押さえておけばそんなに難しいものではないんですよ。
保育園にパネルシアターがないけどやってみたいと思っている保育士さん、この機会に作ってみたら良いかもしれないですね。

<材料>

ネル布 コットンフランネルというパジャマなどにも使われる生地のことで手芸店などで手に入ります
Pペーパー これに絵を書いて人形などを作ります。ネットでパネルシアター用のPペーパーが購入できます。
発砲スチロールまたはベニヤ板 パネルになります。カットもしてくれるホームセンターで購入するとサイズも決められて楽ちんです。
鉛筆 人形の下書きに使います。
絵具セット 人形の色塗りに使います。
油性フェルトペン 人形の縁取りに使います。

<基本の作り方>

  1. 上記の材料を用意する
  2. パネルになるベニヤまたは発砲スチロールにネル布を巻きつけ、裏はガムテープなどでとめる
  3. 書きたい絵の上にPペーパーをのせて鉛筆でなぞり絵具で色を塗り太めのフェルトペンで縁取り人形を作る

子供達をわくわくさせるパネルシアターの仕掛け

表裏貼り合わせ

キャラクターを二枚作りボンドで貼り合わせると両面使えるので表は笑った顔で裏返すと泣いた顔などとすぐに人形の表情を変えられる。

糸止め

人形の体の動かしたい部分(しっぽや手や足)を、別に作り糸で止めリアルに動くようにして演じます。

切り込みポケット

キャラクターのポケットや鍋に切り込みをいれ、裏にネル布で作ったポケットをつけておきそこにいれておいたものを出したり、何かをいれたりできます。

裏打ち

上に重ねたい人形の裏にネル布を貼っておくことで、他の人形の上から重ねることが可能になります。

実際に作ってみよう!

では実際にお話しに合わせたパネルシアターを作る手順を紹介します。
ここでは、「おおかみと七匹の子ヤギ」を例に、パネルシアター作りの手順をご紹介します。

  1. 上記で説明した基本の作り方でパネルを作る
  2. お母さんヤギと子ヤギと狼の素材を見つけて、Pペーパーをのせて移し色を塗って縁取る。
    オオカミの口を大きめに作り切り込みをいれておくと子ヤギをそこからいれられます。
  3. 同様に時計やドアなど、子ヤギが隠れられそうな家具をPペーパーで作り子ヤギが隠れるときに上に重ねられるように裏打ちしておく。
  4. オオカミの足と手を白くする時に使う手と足も別に作成し裏打ちする。
  5. お腹いっぱいに寝ているオオカミを大きめに作り、お腹に切り込みをいれて子ヤギをいれておけるようにすれば出来上がり♪

※パネルを少し斜めになるようにイーゼルなどで立てかけておくと、人形が落ちる心配もなく演じやすいです!
※パネルの下にカーテンなどをして必要なものを置いて隠しておくとスムーズにお話しが進められます。

<まとめ>

パネルシアターを作るのはそんなに難しいことではないということがお分かりいただけたでしょうか。。
作ったことのない保育士さんでも「作れそう♪」だなと思ってもらえたら嬉しいです。
パネルシアターは保育士さんの演じ方もとっても重要なので、演じ方もしっかり練習して、子供達を思いっきり楽しませてあげてくださいね。
一度力作を作り上げてしまえば、機会のあるごとに使えますし、そのたびに子ども達の笑顔が見られます。
慣れてきたら、オリジナルのストーリーや、子ども達の大好きなお話で、作ってみるのも面白そうですね。

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