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彼氏が保育士ってどうなの?~出会いから結婚まで~

「保育士の男性と付き合ってみたい!」――こんな風に考えている女性は、意外と多くいるのではないでしょうか?実際、昨今の婚活市場においても、男性の保育士は人気上昇中なのだとか。
今回の記事は、男性保育士を彼氏にするメリットや、気になる給料事情などについて探っていきます!

男性保育士について

そもそも「保育士」と言われると、女性の職業というイメージが強いですよね。実際、平成27年に発表された厚生労働省「保育士等に関する関係資料」によると、平成25年時点での保育士登録数が約119万人に対して、男性の数は5万人程度です。2003年の児童福祉法改正により、保育士が国家資格となったことも契機となっているのか、男性保育士の割合も急激に増えている事実ですが、依然としてその数は少ないと言えるかもしれません。

男性保育士を彼氏にするメリットって?

そんな現時点では珍しい存在と言えるかもしれない「男性保育士」を彼氏にする、結婚相手として考える上のメリットとはどのようなものがあるのでしょうか。男性保育士の性格や特徴を踏まえつつ、幾つか例を挙げてみます。但し、あくまで一例に過ぎませんので、例に挙げたような性格に当てはまらないタイプもいることは頭に入れておきましょう。

子育てに理解がある

何はともあれ、保育士は子どもと接するプロです。結婚後の子育てといったことまで考えると、おむつ交換や子どものお昼寝といった、子育てに対する理解は誰よりもありますし、むしろ手際よくやってくれるでしょう。男女の共働きが当たり前の時代において、子育てに対して積極的に行ってくれる、子どもを可愛がってくれる男性というのは、非常に頼もしい存在と言えますよね。

真面目で優しい性格

保育士として働く男性は、当然ですが子ども好きな方ばかりです。同時に、子どもが好きな人は優しい性格で、かつ真面目な方が多いです。大雑把な男性ではなかなか気付かないような、細やかなところに気を遣ってくれますので、一緒にいて安心できるのではないでしょうか。

一般常識を持っている

保育士は教育する立場であり、子どもを預かっているという強い責任感と、子どもの模範となる常識を持っていないと務まらない職業です。保護者との交流も必要になりますから、常識人でコミュニケーション能力も高い男性、と考えるとパートナーとして非常に魅力的な相手ですよね。

男性保育士を彼氏にするデメリットは?

それでは逆に、男性保育士とお付き合いした場合に考えられるデメリットについて、幾つか挙げていきます。こちらもあくまで参考程度にしていただければと思います。

給料が安い!

残念ながら、保育士の給料は高いとは言えません。保育士の人材不足が叫ばれておりますが、離職率の高さも含めて、待遇面での不満が大きな原因とされています。厚生労働省「平成30年賃金構造基本統計調査」によれば、男性保育士の平均月収は約26万円程度となっています。以前と比べたら増加傾向にあるようですが、結婚相手として考えると、共働き前提でないと厳しい数値と言えるかもしれません。

将来性の不安

先述したように、男性保育士の離職率は高いです。女性と比べて、男性の保育士の平均年齢は32歳と低く、更に45歳以上で保育士として働いている男性の数は極端に少なくなっています。激務にも関わらず、給与・待遇面で不満のある人が多いことの証左と言えますが、パートナーとしては、将来的にずっと保育士でやっていくのだろうか、といった不安はどうしても出てきてしまうでしょう。

男性保育士と出会うには?

繰り返しになりますが、そもそも男性の保育士が少ないというのが現状ですから、出会いの場も限られてきます。ご友人に保育士の男友達がいるのであれば紹介してもらう、という特殊なパターンもありますが、SNSやマッチングアプリ等、インターネットを通じた出会いが一般的かもしれませんね。
尚、保育士は保育園に限らず、他の福祉・医療施設(院内保育等)などで勤務している場合もあります。福祉・医療・介護関係の職に就いているご友人がいるのであれば、男性保育士が近くで働いているかどうかチェックしてもらうというのも、一つの手と言えるでしょう。

男性保育士が求める結婚条件とは?

ここでは、男性側の視点に立って、パートナーに求める結婚条件や職業などについて見ていきましょう。

共働き前提!

先述したように、保育士は給料が高いとは言えない職業です。結婚を考えているのであれば、共働き前提ということは確実に求められるのではないでしょうか。但し、こちらも既に述べたように、男性保育士は子育ても積極的に協力してくることは間違いありませんし、共に働きながら頑張っていこうと考えられる女性は、男性保育士にとっては最高のパートナーになるはずです。

保育士という職業に理解してくれる人!

激務だけど収入に不満がある、といった保育士の仕事に対する理解がないと、男性保育士のパートナーは務まりません。保育士は、待遇面での不満はあれど、子どもが好きで、大きなやりがいを感じながら誇りを持って仕事をしている人もたくさんいらっしゃる職業ですから、理解して応援してくれる女性が側にいてくれることは、とても心強いはずです。そういった女性であれば、結婚して欲しいと考えることも当然あるでしょう。

近い職種の人と結婚する場合が多い?

男性保育士の結婚相手として、同じ保育士は勿論のこと、介護福祉などの福祉関係の職業であったり、または看護師や理学・作業療法士といった医療関係の職に勤めている女性が、比較的多いという話もあります。理由としては、やはり保育士という職業に理解のある方、保育士と出会いやすい立場である、といったことが挙げられます。

まとめ
優しく穏やかな性格で、子育ても積極的に協力してくれる――とくに結婚前提のお付き合いを考える上で、男性保育士という選択肢は、女性にとって魅力的と言えます。但し、今回の記事で説明したように、収入面の低さや将来性といった不安があるのも事実です。とはいえ、お金には代えられない価値というものがあります。保育士の仕事に理解があり、共働きを前提として一緒に頑張っていこうと思えるのであれば、男性保育士をパートナーとすることは、十分にありと言えるのではないでしょうか。