保育園の一大イベント行事といえば、子ども達も楽しみしている「運動会」!開催時季としては5月の春頃や10月の秋頃に行うことが多く、どこの時期でもプログラムや競技のアイデアに悩まれている保育士さんがいらっしゃるかと思います。そこで今回は「運動会」で行われる親子競技のアイデアを子どもの年齢別にまとめました。また、保育士だけではなく保護者の方にも役立つよう“運動会をより一層楽しむポイント”や持ち物、お弁当についてなどもご紹介していますので、どうぞ最後までご覧ください。
まずは、保育園と幼稚園の運動会にどんな違いがあるのかそれぞれの特徴をご紹介していきます。上の子は幼稚園に、下の子は保育園に通っている保護者の方も必見です。
保育園は幼稚園よりも乳幼児など小さな子どもを中心に預かっているため子ども達の集中力や体力を考え“午前中”で閉会することが多いです。
規模小さい保育園も多く自園の園庭を持っていない保育園も存在します。そのため小学校や区の体育館、近隣の公園を借りて行うことが特徴となります。また小さな子どもの安全を考え、かつ天候左右されないために室内で催されます。
保育園での運動会は、いつも仕事で忙しい保護者が子ども達と楽しい時間を過ごすことをねらいとしています。ただその分、保育士の負担が大きいとされていますが笑顔で過ごせる時間です。
幼稚園の方針にもよりますが、運動会の準備を保護者も手伝うことがあります。テント張りなどの設営係からゴールテープ係、スターター係、道具出し係、景品を渡す係など分担して運動会を作りあげています。
園によって年長さんになるとピアニカや太鼓などを習うため、マーチングとして子ども達が運動会で楽器演奏をすることがあります。中には、子どもが希望する楽器を担当できずにケンカになってしまうこともあるため幼稚園教諭はきちんと子ども達の心のケアもしてあげましょう。
幼稚園は子どもを見守る場所でもありますが、文部科学省管轄という面もあり教育的意味合いが強い施設です。そのため運動会は競技種目にて「競う」ことや「集団行動」を学ぶ場として、これまで練習してきたことを発揮する場でもあります。
このような特徴の違いを挙げることができますが、保育園でも幼稚園でも子ども達にとっては大切な思い出に残る行事です。
保育園の運動会は前項の特徴からも、体育館や公園が会場となるため子どもとの距離が近く尚且つ保護者も一緒に参加します。したがって、あまり運動会を観覧するための場所取りにおいて早朝から並ぶことはあまりないことが多いようです。
一方、幼稚園では広い園庭なこともあり朝7:00から撮影場所を取るために列に並び、タープやパラソル、テントなど設置し観覧席を確保するほど家族でも熱いイベントとなっています。
※タープやパラソル、テントが禁止の幼稚園もあります。
ここからは、具体的に運動会に適した服装や持ち物、お弁当をどのように準備をすれば良いか見ていきましょう。
他の保護者も集まるからとカチッとした服装をするのではなく、運動会では“動きやすい服装”を心がけましょう。Tシャツやポロシャツ、ジーパンとチノパンなど、汚れても気にせずに伸縮性や通気性があるものがベストです。また、親子競技もあるので、実際に運動会のプログラムに参加をすることがあります。子どもを抱っこしたり、走ったり…と子どもよりも動き回る可能性もあるので、動き時に邪魔になってしまうような服装は控えましょう。
運動会当日の朝は想像以上にバタつきます。時間や心に余裕を持つためにも前もって運動会に必要なものを準備しておきましょう!※他、保育園に指定された持ち物も確認してください。
保育園の運動会では、子ども用の観客席で見ることが多く子どもと一緒に観覧することになります。そのため持ち物にも子どもの機嫌を取れるように“音の鳴らないおもちゃ”を用意しておくと便利でしょう。
保育園では午前中に運動会が終わることが多いため、お弁当を用意しないところもありますが、お弁当を用意する場合にはぜひ子ども喜ぶ大好きなメニューをいれてあげましょう。お箸を使わないで簡単に食べられる“おにぎりやサンドイッチ、お稲荷さん”おかずには“たまごやきやお花の形のウィンナー、ミートボール”など色合いもカラフルに目も舌もお腹も満足するようなお弁当を用意してみてはいかがでしょうか。また、お友達の家族ともおかず交換なんてもこともあるかと思いますので、おかずは多めに作っておくと良いかもしれません。
お弁当(運動会) by 0nohaha |
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大人2人、子ども3人(小学生1人、保育園2人)のお稲荷さんがメインのお弁当です! |
2019年保育園運動会お弁当 by ベリー3 |
大人8人、子ども3人分のおかずがこれでもかとてんこ盛りのお弁当! |
2018保育園or幼稚園 運動会弁当 by Nルークス |
大人4人、子ども3人分のおにぎりとカラフルなおかずのお弁当です! |
※引用出典:cookpad
ここで保育士側の運動会でのオススメの服装をご紹介します。保育士の場合は、数多い「保護者や外部の方」と「職員(園の関係者)」との見分けるつけるために、ひと目で保育士と認識できるような配慮をした服装となります。色を職員間で統一した“指定またはお揃いのジャージやTシャツ”で団結力を感じさせる服装が多いようです。また、たくさんの保護者が来訪するので、白や黒などの目立たない色ではなぅ。黄色やピンク、緑色のこともあります。
運動会をはじめ発表会や保育参観などは、普段は間近で子どもを見守ることできない保護者にとって、子ども達がどれだけ成長しているかを感じられる特別な日。なかでも運動会での親子競技は、親子のスキンシップが取れる機会となり、子ども達も普段の遊びではなかなか経験することの出来ない貴重な体験できる非常に大切にしたいプログラムです。そんな重要な親子競技のアイデアを各年齢別にご紹介していきたいと思います。ぜひ、保育士さんは以下を参考にしていただきオリジナリティ溢れる運動会プログラムを考案しましょう。
0歳児はまだまだ歩くことはできません。しかしハイハイはできる時期にはなっているかと思います、中には歩くことに興味や歩きはじめるような行動をとる子もいたりします。ぜひそういった行動を促せるような微笑えましい競技にしていきましょう。
いつも室内で使っている遊具を屋外に出して、親がリードしながらハイハイでお出かけする親子競技となっています。いつもはくぐれていたり越えられている遊具でも、外の慣れない環境だと新たな行動がみられます♪保護者もいつもこれが遊んでいる遊具なんだと確認できて安心です。
用意するもの |
・牛乳パックやクッション素材などのトンネル ・必要ならば子どもの注意をひくおもちゃ |
内容 |
1スタートとゴールを決めて、子どもだけでスタート 2保護者が呼びかけながらゴールへと誘導 3怪我をしないような柔らかい素材のトンネルをくぐってゴール♪ |
出典:ニチイキッズ富安保育園
ダンボール製の小さなトロッコに子どもを乗せて保護者が引っ張ります。乗っている時の子どもの子どもの表情がなんともかわいいこと♪折り返し地点に“動物親子”の絵柄が書いてあるサイコロを振って、今度は親子力を合わせてサイコロの出た目の動物になりきってゴールを目指す競技です。
出典:三福5starインターナショナル保育園
1歳頃になると子ども達は歩けるようになりますが、まだまだ足元が覚束ない子から走り回れる子までいる時期です。ハイハイでも歩きでも大丈夫な競技をご紹介します。
動物の親子になりきってゴールを目指す親子競技となります!どの動物でも保護者は大変ですが子どもと触れ合える機会です♪また、親子でスタートをするので歩きがしっかりしていない子どもでも大丈夫なものですよ。
用意するもの | ・ペンギンやコアラ、カンガルーなどの絵を書いたカード |
内容 |
1親子でスタート 2途中で伏せてあるカードを1つ選んでめくる 3ペンギンの場合:子どもの両手をもち親の足の甲に子どもの足をのせてヨチヨチペンギンのようにゴールへ向かう コアラの場合:子どもをおんぶしてゴールへ向かう カンガルーの場合:子どもを抱っこしてスキップしてゴールへ向かう |
子ども達が大好きなマント付きのヒーローや魔女に変身して、のりものに乗ってゴールを目指す競技。少しだけでも衣装を変えれることで、子ども達は大喜び間違えなしです♪
用意するもの |
・お面やマント、帽子などの動きに支障がない簡単な衣装 ・引っ張れるように紐がつけたダンボール(表面にのりものの装飾をしましょう) |
内容 |
1子どもだけでスタート 2途中で保護者と合流し置いてある変身グッズをつける 3のりものに見立てたダンボールに子どもをのせてゴールまで引っ張る ※まだ歩けない子どもの場合には変身場所に辿り着くまでにマットを敷きハイハイでもOK |
カエルになりきって親子で協力してゴールを目指す競技です。蓮の葉っぱに見立てたダンボールの上も保護者に持ち上げられながらピョンッピョンッと渡ります。一番低い跳び箱を頑張って越える姿はなんとも愛らしいですよ♪
2歳児クラスのとなると、1歳児達よりも飛んだり走り回ったりなど地に足が着いたしっかりとした動きが多くみられます。この頃には簡単なルールがある遊びも楽しめるようになるため、下記のアイデアを参考にオリジナルのルールも加えてみましょう。
保護者の方が船をお魚がいる海ソーンまで移動させ、魚釣りしゴールを目指します♪磁石は小さくて強力なものを使い、お魚の口につけるクリップは磁石がくっつきやすいように大き目のものを選ぶと良いでしょう。中々体験できない釣りの疑似体験に、今後釣りに興味を抱く子どもも増えるかもしれません。
用意するもの |
・紐をつけたダンボール(船のように装飾) ・つりざお(ラップの芯に紐をつけ、その先に磁石をつける) ・折り紙で作成した魚介類(魚の口元などにクリップをつける) ・ブルーシート(海ゾーンを見立てる) |
内容 |
1スタートしたらダンボールの船に保護者が子どもを乗せて出発 2海ゾーンのお魚を取りやすそうなところまで引っ張る 3子どもがお魚を釣る 4釣れたら子どもを再び船に乗せゴールに向かう |
かごを子どもが持つため2歳児以上からオススメです。畑には土入りの鉢植えや、ダンボールに茶色の色画用紙を丸めたものでも雰囲気ができます。たくさん収穫できるだけで子ども達のテンションも上がります♪
用意するもの |
・かご又はザル ・レプリカの野菜(大根・にんじん・トマト・さつまいも・かぼちゃなど)折り紙や製作物でも可 ・土を入れた鉢植え又はダンボールと茶色の色画用紙 |
内容 |
1子どもだけでかごをもってスタート 2途中にある畑で親と合流 3一緒に野菜を収穫 4親子でゴールに向かう |
2歳児になるとその場に手足を動かすような簡単なダンスができるようになります。可愛らしいミツバチの衣装を着た子ども達と保護者の方も一緒に踊ってみてはいかがでしょうか。
出典:幼保連携型認定こども園 『心光こども園』
3歳にもなるとある程度のルールを理解することができ、しっかりと歩くことも出来るようになります。そのため、どんどんと物の名前を覚えらえるような競技やバリエーションにとんだ親子競技を考案してみましょう。
家族に頼まれたものを買ってくる競技です。子ども達が一斉に買い物してしまうと、品物がなくなってしまう恐れがありますので重ならない配慮や物の数、グループ分けなどの考慮を忘れずに。品物がすべて折り紙やイラストよりも「中身を空にした牛乳パック」「軽い紙粘土で作った卵」などリアルさがあると学習もできて楽しさアップします♪また食べ物にこだわることなく、長靴や靴、歯ブラシ、コップなどの日用品でも良いでしょう。
用意するもの |
・紙袋またはビニール袋などの買い物袋 ・品物(りんご、みかん、にんじん、トマト、パン等の食べ物からタオルやコップ等の日用品) |
内容 |
1親子で待機し、親が買い物袋とメダルを子どもに渡して買ってきてほしいものを頼む 2その先にあるお店で頼まれたものを探して袋にいれる 3親のもとへ戻ってゴール |
かわいいおみこしを親子で担いでゴールを目指します親子競技となります。もし秋に運動会を行う保育園では季節にピッタリです♪親子分のはっぴを用意した方が見栄えは良いですが、不織布と布ガムテープで製作しましょう。
用意するもの |
・ダンボールで作ったおみこし ・はっぴ(大人用と子ども用) |
内容 |
1親子でスタート 2はっぴを着る 3おみこしを親子で担ぐ 4「わっしょいわっしょい」の掛け声とともにゴールに向かう |
親子で楽しく“息を合わせて”ゴールを目指します。ダンボールを畳んでいた状態か起こすとダンボールキャタピラーの出来上がりです。親子で入り、息を合わせないと進まないため案外盛り上がりますよ♪両膝が擦りむいてしまうかもしれないので、膝あてや手袋などがあると安心かもしれません。
用意するもの | ・ダンボール(ベルト状につないで大人も入れるくらいの輪を作る) |
内容 |
1親子で輪にしたダンボール(縦)に入ります 2スタートの笛とともにダンボールのハイハイ 3ゴールを目指す |
年中クラスともいわれる4歳児クラスは、体力をついてきて感情や共感性も生まれてきています。グループやチーム行動ができる競技や障害物競争を取り入れることをオススメします。
親子で一緒に冒険をして色々な障害物を乗り越える障害物競争です!親や子どもだけでのゴールは認めずに、力を合わせて“一緒に”進むことを目的としています。障害物の例として、ダンボールで作る少しの長めのトンネルは石や岩のような雰囲気になるように画用紙などで装飾し、シートやネットは葉っぱなどをつけておくと現実感があり楽しいでしょう。さらに、何か「宇宙」や「森」などテーマを掲げて行うことにより盛り上がります♪
用意するもの |
・ダンボール ・ネットまたはブルーシート ・平均台 |
内容 |
1何組かの親子でスタート 2ダンボールのトンネルを親子でくぐる 3ネットまたはブルーシートの下を親子でくぐり抜ける 4手をつなぎ子どもは平均台を渡り、親はサポート 5ゴールへ向かう |
数人の子ども達がグループになって分かれ、隠れている自分の親をみんなで探します。全員の子どもの親を一番早く見つけたグループが勝ちという親子競技となります。また親は隠れてなくとも、サークル状にならび後ろをむいて顔をふせ、円の中心にいた子ども達が探していくのも良いでしょう♪
用意するもの | とくになし |
内容 |
1グループに分かれた子どもだけでスタート 2顔をふせている親をみつける 3見つかった親子はその場に座る 4全員の親が見つかった方が勝ち |
親子で引いたカードに指定されている“物”を周りにいる方に借りてゴールを目指す競技です。保護者同士のコミュニケーションまたは保育士と保護者との交流も生まれやすいもののため、ぜひ楽しい時間を過ごせるように取り組んでみてください♪
用意するもの |
・借りる物を指定するカード (メガネやハンカチ、ポケットティッシュなどの借りることが可能な物を書く) |
内容 |
1何組かの親子でスタート 2途中でカードをめくる 3カードを持って周囲の人達に見せたり、尋ねたりしながら探す 4カードと一致している物を借りられたら判定役の保育士の元へ行く 5「OK」をもらったら親子でゴールへ向かう |
5歳児は保育園の中で年長クラスとなり“最後の運動会”となります。小学校入学も目前となるため、多少チャレンジ性のある競技にしても楽しく取り組んでくれるでしょう。ならびに、小さい子のように小道具をたくさん使わなくても楽しめるため、4歳児でご紹介した競技の難易度を上げても良いですね。
前述でご紹介した「親子で借り物競走」の「人」バージョンのものとなっています。人の特徴を探すものなので準備要らず手軽に盛り上がれます♪全員が同じお題ではなく、カードを並べて好きなものを引き見つけにいく形でも良いでしょう。
用意するもの |
・借り人の特徴が書かれたカード (メガネをかけた人・髪の毛の長い人・黒い靴をはいた人など傷つくことのない特徴を書く) |
内容 |
1何組かの親子でスタート 2見えやすいように台の上に乗った保育士がカードを掲げる 3全員で同じお題の人を探す 4特徴人物が一致したら同行してもらう 5判定役の保育士に「OK」をもらったらゴールへ向かう |
親と子どものチームに分かれてリレーを行います。5歳となると一番元気盛りで足も速いため、保護者の方も油断できません。とてもシンプルな競技ですが子どもの成長を親が身をもって感じることができる競技ですよ♪
用意するもの | ・チーム分のバトン |
内容 |
1保護者チームと子どもチームで分かれる 2全員が順に走り、ゴールタイムを競う ※あらかじめ、リレーの順番やどの保護者は走るのかを決めておくと当日スムーズです。 |
親が子どもをおんぶして、子ども同士がかぶっている帽子をとり合い、たくさんの帽子をとったチームが勝ちです♪なお、子どもが背中から落ちたら大変危険なので保育士は保護者の方にしっかりとおんぶしてもらうように声かけや監視をしてください。
用意するもの | ・子ども用のカラー帽子 |
内容 |
1親が子どもをおんぶする 2赤や白のチームに分かれて帽子をとり合います 3とった帽子を保育士が数えて勝敗を決める |
運動会の曲にお困りの保育士は、下記の記事も合わせてお読みください。
さいごに、運動会を笑顔で楽しむコツをまとめてみましたのでご覧ください。
それぞれの歳での運動会は“生涯に一度きり”、記録として残したい保護者がほとんどかと思います。しかし、運動会が無事に終わり帰宅後「記録した我が子を見よう!」と楽しみにしているも、途中で「映ってない!?」なんてことありますよね。そんな事態にならないように事前準備を念入りに行いましょう。
保育園では幼稚園と違って園指定の体操着などなく、ご家庭ごとで白色のTシャツや紺色の短パンなどを用意することがほとんどだと思います。そのため子ども達はみんな同じような服装となってしまい、遠くから見た時に我が子を見つけられないこともありますよね。その防止策に園からの決まり事に違反していないのであれば、服にワンポイントの目印を作りましょう。帽子にアップリケを付けたり、靴や靴下を目立つ色物や柄物にしたりと工夫することで、すぐに見つけやすくなり迷子防止にもなります。
誰もが我が子を中心に考えてしまい、マナーやルールを逸脱してでも無理な観覧の場所取りなどしてしまうことがあります。場所取りに朝早く中には深夜から保育園前に待機し、シートやタープ、パラソルなど用いて確保される方がいらっしゃいます。きちんと決められている時間内なら問題はありませんが、基本的に近隣住人の方の迷惑となる行為は止めましょう。このことが原因でトラブルに発展してしまうと今後運動会できなくなったり、別会場にわざわざ足を運ぶことになってしまう恐れもあります。他にも喫煙所の場所や立ち入り禁止の場所、ゴミの処理など保育園で決められているルールがあるかと思います。事前によく確認し、正しく守ってみんなが楽しいと思える運動会にしていきましょう。