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日本死ね!

保育士さんの給与は安いの??保育士の給料最新情報2018年版!!

お仕事をする上でとても大切な条件のひとつである「お給料」ですが、保育士さんの給料は少ない、安すぎる…という声は多く聞かれます。
以前には、「保育園落ちた日本死ね!!!」と保育園に子供を預けられなかった女性ブロガーの発言が波紋を呼びましたが、働きたい女性・働く女性にとって、この低賃金の問題はかなり深刻です。
そして一方、保育士さんからは、国が抱えている問題として、「保育士さんの給与が少なすぎる問題」も、「保育園不足」と関連して深刻との意見があります。
そこで今回は、保育士さんの給料について、ボーナス事情や月収・年収についても合わせ、解説していきたいと思います。

保育士の給与が安いのは本当??月収・年収・ボーナスの実態は??

そもそも、2018年現在の保育士の給与の相場はどのくらいなのでしょうか。
2016年~2017年の平均給与の推移は以下のようになっています。

平成27年度 平成28年度 平成29年度
平均年収 323万3000円 326万7000円 342万1000円
平均月給 21万1000円 21万5000円 22万9000円
ボーナス 60万4000円 61万3000円 66万2000円

平成27年から平成29年まで、少しずつではありますが、上昇傾向にあることが分かります。
平成30年(2018年)も、昨年対比でアップする可能性は非常に高いと思われます。

公立と私立の給与はどう違うの?

公立保育園と私立保育園の給料も大きく差がついています。
公立保育園で働く保育士さんは「公務員」として勤務しています。そのため、働く年数を重ねれば重ねるほど、年収は大きくアップし、私立保育園の給与と差がついていきます。
仕事の内容や保育の方法は大きく変わらないため、給与の差が非常に深刻になっています。

保育士さんの給料どうなっているの?~初任給で比べてみよう!~

次は、初任給をみていきましょう。
「大学卒」、「高専・短大卒」、「高校卒」ごとに産業別の初任給の推移をまとめました。

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上記は平成25年から27年のデータになりますが、全体的に初任給は微増傾向にありました。
しかし、平成27年の初任給の平均と平成28年度の初任給の平均を比べると下記のようになりました。

平成27年度 平成28年度 対前年増減率
大学院卒(男女平均) 21万8600円 21万2800円 -2.7%
大学院卒(男 平均) 22万600円 22万8100円 3.4%
大学院卒(女 平均) 21万5200円 20万7600円 -3.5%
大学卒(男女平均) 19万9000円 19万6700円 -1.2%
大学卒(男 平均) 20万1100円 19万6700円 -2.2%
大学卒(女 平均) 19万8300円 19万6800円 -0.8%
高専・短大卒(男女平均) 17万9300円 17万9200円 -0.1%
高専・短大卒(男 平均) 18万2100円 18万4100円 1.1%
高専・短大卒(女 平均) 17万8800円 17万8200円 -0.3%
高校卒(男女平均) 15万700円 15万1500円 0.5%
高校卒(男 平均) 14万6400円 14万8200円 1.2%
高校卒(女 平均) 15万2300円 15万2900円 0.4%

大学院卒の男子と高専・短大卒の男子には増加がみられたものの、平均すると高校卒以外では、初任給が減少というなんとも残念な結果となりました。
こうした状況では、保育士の確保どころか離職につながりかねない結果です。
また、学歴や男女別による初任給の差は、以前と変わらず見られるようです。
ただ、医療・福祉産業は、保育士以外にも様々な職種が含まれていますので、保育士さんの初任給の実際とは、ずれがあるかもしれません。

(参考資料:独立行政法人統計センター 産業別新規学卒者の初任給の推移
(参考資料:厚生労働省 平成28年賃金構造基本統計調書(初任給)結果の概要

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保育士さんのお給料、賞与はどれくらい?

では次に、気になる保育士さんのお給料・ボーナスについてみてみましょう。
平成26年度「賃金構造基本統計調査」(厚生省)の結果、は下記の通りです。

  • 保育士さんの平均給与額…21.61万円
  • 保育士さんの年間賞与額…57.38万円

年収に換算すると、ボーナス込みで316.7万円、ということになりますね。
この金額をどう見るかは人それぞれですが、保育士さんのお仕事内容を考えると、少ないという印象をうける方も少なからずいらっしゃるかもしれません…。
ただし、厚生労働省は、540億円を新たに予算計上し、2017年から「副主任保育士」「専門リーダー」の役職を設けました。これにより、保育士の3人に1人は、プラス4万円を受け取れる計算になるようです。
続いて、職種別に、短時間労働の方の給与に関する統計をまとめてみました。

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これを見ると職種によって、かなり違いがあることが一目瞭然ですね。
保育士さんの賞与は、他職種と並べてみると、多からず少なからず、中ほどに位置しているようです。
弁護士は賞与がありませんが、これは受けた仕事のインセンティブが給与に含まれ支給されているため。賞与がゼロであっても、給与水準は他職種に比べて断然高くなっています。保育士と福祉施設介護職員は、実労働時間・実労働日数・一日当り所定内給与額ともに、似通った値となっていますが、給与が高いとは決して言えません。労働時間の長さに対する給与額の水準の低さが伺える結果です。
続いて、年齢、勤続年数、年間賞与についてみてみましょう。

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こちらも、職種によって、かなりばらつきがありますが、保育士に関しては、平均勤続年数は5年、年間賞与は平均で6万5800円となっています

賞与を金額の小さい順に並べてみると下記のようになります。保育士は最低ラインではありませんが、仕事内容を考慮すると、もう少し額が上がってほしいものです。

職種
年間賞与額
弁護士
0円
歯科医師
6,300円
歯科衛生士
30,300円
ホームヘルパー
33,000円
幼稚園教諭
34,500円
医師
37,500円
介護支援専門員(ケアマネージャー)
42,200円
福祉施設介護員
45, 600円
臨床検査技師
64,300円
保育士(保母・保父)
65,800円
栄養士
87,100円
看護師
97,900円
薬剤師
104,400円
プログラマー
109,200円
社会保険労務士
120,000円
高等学校教員
154,300円
獣医師
170,500円
システム・エンジニア
405,800円
公認会計士、税理士
1,150,600円
大学教授
1,681,300円

(参考資料:独立行政法人統計センター 短時間労働者の職種別1時間当たり所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(平成27年賃金構造基本統計調査)

【施設形態別】保育士さんの平均ボーナス

同じ保育士さんでも、施設によって、もらえるボーナスの金額に大きな差があることをご存知でしょうか?
そこで施設の形態ごとに平均ボーナス金額を調べてみました。
こちらは、ボーナスの高い順に並べています。

施設形態 平均ボーナス
公立保育園 661,625円
認定こども園 526,357円
病院内保育 501,613円
私立認可保育園(私立認可保育園) 473,728円
私立認可保育園(株式会社) 382,769円
認証保育所 329,147円
企業内保育 291,627円

こうして見てみると、一口に保育園と言っても公立なのか私立なのかによって、そして同じ私立認可保育園であっても、経営母体が社会福祉法人なのか株式会社なのかによって、ボーナスの額が大きく変わってくるということがよくわかりますね。
企業内保育が、平均ボーナス金額は最低ランクとなっていますが、こちらは企業によってかなり開きがあります。また、企業内保育の場合、福利厚生などほかの優遇面が良いところもあります。給与にもボーナスにもいえることですが、企業内保育の特徴として、大手では高い傾向があり、経営の安定性自体にもばらつきがあるので、こうした職場で働くことを目指す方は、よく下調べしておくとよいでしょう。

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<まとめ>賃金の改善も進んでいますよ!

いかがでしたでしょうか。様々な視点から、保育士さんの給与をみてみました。現状、地域、施設形態、公私の違いで大小さまざまな差が生まれてきていますね。しかし、もっとも大きいのは、他の職種との違いではないでしょうか。
都道府県、市区町村によっては、現在さまざまな処遇改善の施策を行っています。みなさんの働いている地域でも行われていますので、ぜひチェックしてみてください。
とはいえ、金銭面における待遇は、仕事をするうえでとても大切なことです。同じ“保育園”でもその形態や経営母体によってボーナスの支給額が大きく変わってきます。これから保育士を目指している方や現在転職を考えている方は、こういった面もこまめにチェックし、「ほいくジョブ」の求人サイトで自分にピッタリの職場を探してみましょう。

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