幼稚園もしくは保育園の入園を考える際、子供の成長に合わせた入園時期や準備に何が必要となるのかなど、基本的な知識が多いと安心しますよね。今回は、幼稚園の入園に関する記事を取り上げますが、そもそも幼稚園と保育園はどのような違いがあるのでしょうか。
幼稚園と保育園の違いは、簡潔に言えば、幼稚園は文部科学省が管轄する教育施設となり、保育園は働く親が子供を預ける施設であると説明できます。
また、幼稚園と保育園は方針や管轄が異なるだけでなく、幼稚園は3歳から利用できる教育施設となり、保育園は0歳から利用できる児童福祉施設といった違いもあります。最近は待機児童などの問題から保育園に入れなかった子供が幼稚園に入園する場合もありますが、本来は「協調性を学ばせたい」「小学校生活へスムーズに対応できる子にしたい」などの理由から幼稚園に子供を入園させるのが主な目的となります。
幼稚園の対象年齢は、教育についての原則を定めた日本の法律「教育基本法」により定められています。“第26条 幼稚園に入園することのできる者は、満三歳から、小学校就学の始期に達するまでの幼児とする。”(教育基本法より引用抜粋) このように幼稚園は法律上、入園4月の時点で満3歳から5歳の小学校に就学するまでが通えることになっているため、幼児に対して年齢制限が設けられています。なお、平成14年に特区法にて2歳児の入学も可能としていた時期もあるのですが、試行した結果、2歳児は学校教育に馴染むことはまだ難しく、集団教育においても幼児同士で遊ぶ姿が見られないため、「学校教育」の実施時期については満3歳以上からとなりました。
では、一般的には幼稚園は何歳から入れるのでしょうか。多くの幼稚園では“3年保育”“2年保育”を行っているため、それに合わせて年齢基準を設けています。
3年保育 |
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年長/年中/年少となる満3~5歳までの三年間 |
2年保育 |
年中から始まる満4~5歳までの二年間 |
最近では、待機児童問題解消に向け、幼稚園と保育園の関係を密接なものにした「幼保一元化の認定こども園」「プリスクール」「満5歳の一年間のみ可能幼稚園」「3歳未満のプレ保育」など、保護者のニーズに応えた園が増えてきました。それぞれについて、もう少し詳しく解説していきましょう。
幼稚園の教育と保育園の保育の両方の長所を兼ね備えた、対象年齢は0~5歳(就学前)が入園できる内閣府管轄の施設です。認定こども園のタイプは幼保連携型、幼稚園型、保育園型、地方裁量型の4つがあり、保育時間が最長11時間で週6日となっているので働く保護者にとって非常に嬉しい園となります。
こちらは英語で保育を行う施設で、対象年齢としては0~5歳(就学前)となります。スクールによって厚生労働省か、文部科学省および各自治体なのか、管轄が異なりますが、英語で生活しながら多彩なカリキュラムを楽しく学ぶことができます。
ここでは、年少、年中、年長についての計算方法も解説します。下記には、幼稚園の入園時期と対象年齢の早見表も紹介していますので、併せてご覧ください。年少、年中、年長の基準日とは、4月1日時点の年齢となりますが、4月1日の時点で満3歳であれば年少、満4歳であれば年中、満5歳であれば年中とカウントしています。また、3年保育の幼稚園は満3歳から満7歳の小学校入学までとし、2年保育の幼稚園は満4歳から小学校入学まで、1年保育であれば満5歳から小学校入学までが対象となることを覚えておきましょう。ちなみに、満年齢とは、生まれた年を0歳として、誕生日を迎えると1歳増える計算になりますが、正確には誕生日の日付が変わる瞬間(深夜0時)に1歳と加える考え方になります。ぜひ、幼稚園へ入園する準備を行う際にご活用ください。
幼稚園の入園時期と対象年齢早見表
・年少:入園時期3年保育(満3歳児)
・年中:入園時期2年保育(満4歳児)
・年長:入園時期1年保育(満5歳児)
年少:入園時期 3年保育(3歳児) |
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2019/4/1 2015年4月2日~2016年4月1日生まれ 2020/4/1 2016年4月2日~2017年4月1日生まれ 2021/4/1 2017年4月2日~2018年4月1日生まれ 2022/4/1 2018年4月2日~2019年4月1日生まれ 2023/4/1 2019年4月2日~2020年4月1日生まれ |
年中:入園時期 2年保育(4歳児) |
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2019/4/1 2014年4月2日~2015年4月1日生まれ 2020/4/1 2015年4月2日~2016年4月1日生まれ 2021/4/1 2016年4月2日~2017年4月1日生まれ 2022/4/1 2017年4月2日~2018年4月1日生まれ 2023/4/1 2018年4月2日~2019年4月1日生まれ |
年長:入園時期1年保育(5歳児) |
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2019/4/1 2013年4月2日~2014年4月1日生まれ 2020/4/1 2014年4月2日~2015年4月1日生まれ 2021/4/1 2015年4月2日~2016年4月1日生まれ 2022/4/1 2016年4月2日~2017年4月1日生まれ 2023/4/1 2017年4月2日~2018年4月1日生まれ |
※幼稚園や各自治体によっては対象年齢の範囲が異なることがあるので、事前に通園したい幼稚園の「入園のご案内」などを調べましょう。※年少にあたる4月の入学を待たずに、年度の途中でも満3歳を迎えた時点で、定員に空きがあれば入園することができる幼稚園もあります。詳しくは下述にある「幼稚園の入園時期はいつがベスト?」項目の「途中入園(4年保育)の場合」をご覧ください。
まず、幼稚園に入るために「何をすればよい」のかご紹介します。基本的には幼稚園は保護者の送迎が必要となります。しがって自宅から近い幼稚園の情報を集めることからスタートすると良いでしょう。
・自宅から徒歩もしくは自転車で通えるか
・園バスがある場合、どこに何時ごろ来てくれるのか
こういった点に注目し、お住まいから一定圏内の幼稚園を探します。また私立幼稚園の受験をお考えの方は、幼児教室に通い情報を得ることも得策です。概ね幼稚園は春から秋まで入園説明会や施設見学、保育参観を随時設けています。パンフレットやホームページだけでは分からないことが多いと思うので、ぜひ積極的に参加をして、直接自分の目で見て確かめて、複数の園と比較検討をすることをオススメします。また、実際にその幼稚園へ通わせているママ達に園の様子を聞いてみるのも良いでしょう。
私立と比較して費用があまり掛からないことが魅力の公立幼稚園ですが、各自治体が運営しているため、小・中学校のように通園区域が決まっていることがあります。基本的にカリキュラムに差はありませんが、特色やサービス内容に+αの要素を加えている幼稚園も多く見受けられますので、しっかりと幼稚園の運営方針などを確認しておくと良いでしょう。
公立幼稚園の入園までの流れ | |
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9月〜10月 | 願書の受取と願書の提出、支給認定の申請 |
11月上旬 | 面接、書類選考、抽選、健康診断 |
12月 | 入園承諾書、認定書の受け取り |
4月 | 入園式 |
公立幼稚園の入園までの流れは上図のとおりとなっています。入園する年の前年までには願書を提出しなければならない為、遅くとも4月頃からは準備を進めておきたいところです。
私立幼稚園は、やはり費用が高くなってしまいますが、私立でも各自治体の助成を受けている園が存在します。幼稚園費用は、保育料の他にも、指定の制服やかばんなどの衣服代、備品も揃える必要があるので、費用面のことを頭に入れながら検討をしましょう。私立幼稚園はとくに教育内容や施設設備、サービス内容などの特徴が異なるので見学や情報収集は欠かせません。加えて、ミッション系や仏教系など元となる“教え”や運営方針は異なりますので、宗教に対する考え方が一致するかどうかも重要です。なお、私立幼稚園では未就学児のプレ保育実施や運動会、バザーなどの行事に参加できる園も多くありますので、一足先に幼稚園の雰囲気を知っておくと入園後にギャップを感じることは少なくなるでしょう。
私立幼稚園の入園までの流れ | |
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6月〜9月 | 幼稚園の見学会や説明会への参加 |
10月中旬〜 | 下順 入園願書の受け取り |
11月上旬 | 願書の提出 |
11月上旬 | 面接、書類選考、抽選 |
11月上旬〜 | 中旬 合格発表 |
12月〜3月 | 入学説明会、制服や教材の受け取り |
2月〜3月 | 体験入園 |
4月 | 入園式 |
私立幼稚園の入園まではこのような流れとなり、6月から見学や説明会などが始まりますので、乗り遅れないようにご注意ください。人気の幼稚園の場合、願書をもらうのに深夜から並んでやっと手に入ったというケースもあるそうです。 入園前の準備としては公立も私立も、早め早めの行動を取ることが幼稚園選びでは重要になります。詳しい選考などの日程は地域によって異なりますが、ほとんど同じ日程であるが多く、いくつも併願することができないのである程度希望する園を絞っておきましょう。また、お受験的な対策が必要なのか、面接のみなのか、といった情報も事前に知っているだけで心に余裕が持てるので、できるだけ自分の家庭に必要な情報を集めておきましょう。受験が必要のない幼稚園でも、入園までの生活用品や筆記用具など準備には想像以上に時間を費やします。希望の幼稚園入園年齢から逆算して、1年前ぐらいから準備を進めておくと良いですね。
具体的には、いつ頃から幼稚園の入園について考え始めれば良いのでしょうか。例えば、早生まれの子どもの場合は、早めに1歳の頃から幼稚園入園へ向けて、近所の幼稚園を見学してみたり、遅生まれの子どもの場合には、3歳を過ぎた頃から翌年の4月入園に向けての情報収集を始めたりなど、生まれた時期によって多少の違いはあるようです。また、”子どもが徐々に幼稚園に慣れていけるようにしたい””プレ保育をさせてあげたいから2歳から幼稚園を探したい””ママ友からの情報で幼稚園の公開保育があると聞いて3歳の初夏ごろに興味をもった”9月に願書受付と聞いてギリギリ8月から幼稚園を探し始めた”…などと、このように時期よって家庭ごとに様々な始め方があるようです。一番はそれぞれの家庭や子どもの成長・様子に合わせて行動していくことが良いでしょう。慌てずゆっくりと、他のご家庭と比べるのではなく、ご自身の家庭の生活スタイルや経済状況に合った幼稚園を精査しましょう。元々、希望の幼稚園がある場合には、その幼稚園の入園にあたっての情報を早め確認をしておくと後悔のない幼稚園選びができるでしょう。
幼稚園の入園時期については、「満3歳から入園」だけが入園条件でありません。2年保育もしくは3年保育が一般的でありますが、実は入園時期は保護者が決めることが可能です。入園時期別に幼稚園の保育の特徴やメリット・デメリットを下記にまとめてみました。 分かりやすく表にもまとめていますので、それぞれを比較しながら、何を優先すべきなのか検討してみてください。
最も一般的な3年保育は“3年間”幼稚園に通うことになります。早くから保育園とは違う“教育”を受けていくことで、集団生活のルールや家族以外の人との交流の経験、遊具などで思いっきり遊べる環境は子どもにとってとても良い経験となるでしょう。しかし、その反面では、親子で過ごす時間が減ることや、良くも悪しくも躾や社会性も身に着けていないので、子供同士のトラブルは起きやすいといわれています。
[3年保育のメリット] |
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・集団生活に早くから慣れる事が出来る ・ママ友とも仲良くなる機会が増える ・幼稚園でのサポートが手厚い |
[3年保育のデメリット] |
・子供と過ごす時間が少なくなる ・子供の体力面に不安がある ・子供同士のトラブルは起きやすい |
年保育と比べて教育期間が短いため、3年保育の子供たちや担任の先生と馴染むまでに時間がかかるようですが、3年保育よりも入園が1~2年遅れる分、家族との時間を過ごせるメリットがあります。存分に家族や兄弟姉妹と触れ合えることができ、学費も1~2年分で済むので経済的な負担が軽いという点も魅力的でしょう。また、早生まれの子は、保育園に通ってから幼稚園へ入園してくることが多く、2年保育の入園が多いようです。1年保育に関しては上述のメリット・デメリットがより顕著になります。家族で過ごす時間は大いに増えますが、社会への一歩が2年保育よりさらに遅れる事になります。
[1~2年保育のメリット] |
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・子供と過ごす時間が長くなる ・早生まれの子にはちょうど良い期間 ・子供同士のトラブルが3年保育に比べると少なくなる |
[1~2年保育のデメリット] |
・子供同士の輪に入るのが難しい ・3年保育の子との差が気になる ・ママ友同士の付き合いの輪に入りにくい |
プレ保育は、幼稚園の雰囲気を入園前に掴むことが出来ますが、満3歳なる前の子供(未就学児)を対象とした保育催日や回数、料金などは、園によって条件が異なります。プレ保育の回数が決まっているからこそ、気になる幼稚をいくつか体験することができる為、幼稚園を選ぶ参考やミスマッチを予防できるという点も魅力的だといえるでしょう。また、幼稚園によっては、プレ保育を体験している方は、優先的に入園させるようなところもあるようなので、そうしたメリットも考えられるでしょう。しかし、園によって受入れや対応はまちまちで、子供の誕生月によって入園の時期がずれたり、幼稚園バスなどの送迎がなかったりする場合が多いので、そうした点には注意が必要です。
[プレ保育(未就園児クラス)のメリット] |
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・幼稚園の雰囲気を入園前につかめる ・子供を短時間でも預けられる ・本入園のときに優先される場合がある |
[プレ保育(未就園児クラス)のデメリット] |
・幼稚園バスなどの送迎がない ・子供の誕生月によって、入園の時期がずれる ・各園で受入の方針が異なるので定めにくい |
法律上は、満3歳となった子供であれば全員が幼稚園の入園資格を保有することになります。したがって、一般的な幼稚園の入園式は4月ですが、例えば7月で3歳の誕生日を迎えたとしたら、翌年4月の入園式まで待たずとも、7月に希望の幼稚園に入園することが可能です。実際の保育では、子供は1歳年上の既存の年少クラスに混じって学ぶことになり、翌年の4月まで待って再度、同じ学年の子どもたちと新しい年少クラスで幼稚園生活をスタートします。結果、年度の途中で入園しているので、子どもは年少クラスを2年、年中クラスを1年、年長クラスを1年と過ごすことになるので、“4年間”幼稚園に通うことになります。ちなみにこの満3歳からすぐに幼稚園に通園し始めるスタイルを“4年保育”と呼びます。※途中入園の注意点
途中入園する場合には、最初に公立私立問わず希望の幼稚園の定員に空きがあるかどうかをチェックしましょう。公立幼稚園の場合は自治体に、私立幼稚園の場合は各幼稚園に、定員の空きの有無を確認し、空きがあれば幼稚園の見学を希望し、願書を受け取ります。通常願書を提出したあとは、面接と書類選考、健康診断があります。入学時には入学金・授業料の他、制服等も揃えるため、費用については計画的に考えておかなければなりません。
このように入園時期は、子供の成長や誕生日に合わせたり、家庭の経済的な事情に合わせたりすることが多々あります。しかし、「子供と家庭で一緒に過ごす時間を多くとりたい」や「友だちや先生と交流し、早い時期に社会性を身につけたい」など、子供にとって何を優先すべきなのかで決めるべきでしょう。
[4年保育(途中入園)のメリット] |
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・集団生活に早くから慣れる事が出来る ・保護者の時間に余裕ができる ・園に通う期間も長くなるのでママ友も増える |
[4年保育(途中入園)のデメリット] |
・子供の性格によってはストレスを感じる ・子供と過ごす時間が短くなる ・経済的な負担が大きくなる ※満3歳児は実質2歳の場合もあるので幼児教育無償化は対象外。 |
幼稚園の入園時期 | メリット | デメリット |
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3年保育の場合 | ・集団生活に早くから慣れる事が出来る | ・子供と過ごす時間が少なくなる |
・ママ友とも仲良くなる機会が増える | ・子供の体力面に不安がある | |
・幼稚園でのサポートが手厚い | ・子供同士のトラブルは起きやすい | |
1~2年保育の場合 | ・子供と過ごす時間が長くなる | ・子供同士の輪に入るのが難しい |
・早生まれの子にはちょうど良い期間 | ・3年保育の子との差が気になる | |
・子供同士のトラブルが3年保育に比べると少なくなる | ・ママ友同士の付き合いの輪に入りにくい | |
プレ保育(未就園児クラス)の場合 | ・幼稚園の雰囲気を入園前につかめる | ・幼稚園バスなどの送迎がない |
・子供を短時間でも預けられる | ・子どもの誕生月によって、入園の時期がずれる | |
・本入園のときに優先される場合がある | ・各園で入園の方針が異なるので定めにくい | |
4年保育(途中入園)の場合 | ・集団生活に早くから慣れる事が出来る | ・子供の性格によってはストレスを感じる |
・保護者の時間に余裕ができる | ・子供と過ごす時間が短くなる | |
・園に通う期間も長くなるのでママ友も増える | ・経済的な負担が大きくなる | |
※満3歳児は実質2歳の場合は幼児教育無償化は対象外。 |
幼児教育無償化は、改正子ども・子育て支援法の可決・成立により、2019年10月からの実施が決定しました。「幼児教育無償化」は、「3歳から5歳時は原則全世帯、0歳から2歳児は条件付きで幼児教育を無償化する」といった内容ですが、子育て世代の負担を軽減することで少子化対策につなげるのが狙いです。ちなみに、幼稚園に設定されている無償化の上限金額は、25,700円となります。
1ヶ月あたりの月謝が25,700円までは全額無料になり、それを超えた分は負担することになります。また、この制度は、認定を受ければ幼稚園の預かり保育の費用も対象になりますので、保育料の平均額から幼稚園保育料の無償化の上限額との差額分となる月11,300円までの預かり保育料は無償化する仕組みになっています。今後、幼児教育無償化が導入されれば、経済的な負担が軽減されることになるので、保育に対する考え方も大きく変わってくると言えるでしょう。
最近の幼稚園は、通常保育だけではなく様々な保育サービスを導入しています。共働きの保護者に嬉しいものから、子どものためになるサービスまでご紹介しますので、ぜひ幼稚園を選ぶ参考にしてみてください。
基本的に幼稚園の保育時間は、9~14時までと非常に短い時間のため、働いている保護者は子供の送迎に間に合わないことも。そこで預かり保育を実施している幼稚園が公立私立問わずに増えてきています。預かり保育の費用は概ねどこの幼稚園でも数百円/60分、高くとも1日1,000円程度となります。そのためこのサービスを知って、復職し働き始める保護者の方もいらっしゃいます。また、私立幼稚園ではそれぞれの園で延長保育の料金が設定されているので、遅くまで預かってもらおうと考えている場合は、あらかじめ預かり保育の費用について調べておきましょう。預かり保育は、年齢・学年に関係なく遊ぶことが多いため、子どもたちにとっても通常の保育では味わえない貴重な経験となるでしょう。
幼稚園ではお弁当を毎日持たせなければならないと思っている保護者の方もいるかもしれません。もちろん幼稚園によっては毎日お弁当の園もありますが、給食がメインで週に1~2日お弁当の日としている園もあるなど様々です。給食はお弁当をつくる労力がなくなる分、給食費がかかってしまいますが、毎日のお弁当の準備や栄養バランスを考える苦労を考えると、こういった食育に力をいれた給食を提供している幼稚園を選んでみるのもひとつです。
幼稚園の中には、保育時間内外に問わず、習い事をサポートしてくれる園もあります。
英語、リトミック、ピアノ、ギター、体操、サッカー、空手などそれぞれ専任の講師による指導が受けられます。園外の教室へ通う場合もありますが、きちんと幼稚園側が送迎してくれるので安心して預けることができるでしょう。