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保育士の面接対策に!ミスや失敗エピソードから自己PRにつなげるポイント教えます!

どんな職業であっても必ずといってよいほど行われる面接ですが、保育士の仕事も例外ではなく、履歴書や面接などによる選考を突破しなければなりません。中でも自己PRは何を話せばよいか迷う人も多いのではないでしょうか。自己PRは合否を決める大きなポイントとなりますので、是非事前準備をしっかりして面接に挑み、保育士としての就職を目指しましょう!
当コラムでは、面接時の自己PRのポイントについて紹介したいと思います。

目 次

採用担当者は自己PRで何をみているの?目的を知りましょう

その人がどんな人間なのか

自己PRの目的は、「自分はこんなにスゴイ」ということアピールする場ではありません。初対面の企業側に対して等身大の自分を知ってもらうことです。無理をして自分自身を誇示して目立つことを披露する事はありません。大勢の前で緊張することなく一発芸などを披露することに自信がある人は、アピール材料の一つとしてはよいかもしれませんが、まずは、自分の人となりを知ってもらうことが大切です。

園の雰囲気に合っているか

面接の際保育園側は、園の雰囲気に合っているかを気にする担当者は多いようです。「保育園に馴染んで、長く働いてくれるか」「子ども達や保護者の方達と親しくできるか」といった事を考えながら面接を行っています。園の社風に合わない方が入社してしまうと早期退職につながりかねないためです。
園の方針や雰囲気は簡単に変えられるものではないため難しいことですが、自分自身が長くその園に努めるために自分に合った園を選ぶことが大切です。そのために、園の特徴や雰囲気などをあらかじめ調べておきましょう。そうすることでよりよい自己PR作成にもつながります。

自己PRを考える前に、自己分析をしましょう

自己PRを充実させるためには、自己分析をして自らを客観的に見ることが大切になります。単に「協調性がある」「子どもが好き」等といった自分の思い込みだけのものをふくらませるのではなく、「どのようなエピソードから保育士として働こうと思ったのか」といった、具体的なエピソードから自分の能力を客観的に評価することで、説得力が増しアピールにもなります。保育士の面接で大切なことはいかに具体的か、いかに地に足がついているかがポイントになってきます。自己分析に真剣に取り組むことで、自分の魅力を確実に伝えられることでしょう。

保育士の面接対策_2

“自慢話”になっていませんか?こんな自己PRに注意!

「自分にはこれといった功績はないし・・・」「アピールポイントなんてないし・・・」そんなふうにお悩みのアナタ!自己PRには輝かしい成功体験が必要と思っていませんか?もちろん面接ではいかに自分が魅力ある人物かをアピールする事が大切なのですが、自分の成功体験ばかりの自己PRをしてしまうと「自慢話」になってしまう事があり、せっかくの成功体験でも、採用担当者の心象を悪くしてしまう場合があります。
例えば、「学生時代は予習復習を欠かさず行い、学年トップの成績でした」「保育実習の課題であった○○を実現しました」「2年でリーダーに抜擢され、○○に貢献しました」などといった自己PRでは功績はすごいけれど、どうやって取り組んだのか、結果を出すためにどのような努力をしたのかが伝わりませんね。どんな成功体験でも、その結果に至るまでは数々の困難があったはずです。
その過程を織り交ぜることで説得力が増し、より良い自己PRになります。

失敗体験は効果的に自己PRするための材料になります

アピールすることがなくても大丈夫です!例えば留学経験がある人でもそれに伴う実力がついていなかったり、遊びで留学していたことがバレてしまえば、マイナスにしかなりません。決して派手なエピソードではなくても構わないので、まずは自分の売りポイントを見つけることから始めましょう!
自己PRを考える上で、何も思いつかず悩んでいる人は、失敗エピソードがおすすめです。失敗したことから何か学んだことはありませんか?今までに一度も失敗したことのない人間はいないはずですよね。大切なことは「失敗から何かを学び、次に活かせた経験」です。再発防止のために取り組んだ経験もアピールになりますね。自己PRにおいての失敗体験の選び方は、組織に大きな損害を与えていないもの、取り返しのつかないものでないもの、今後の大きな懸念点にならないもの、その失敗から学び、成長できた経験であること、成長した点を今後の仕事に生かせるものであること、などがポイントになります。

失敗エピソードを自己PRに活かす方法

完璧な人間などはいないので、失敗談もあって当然ですよね。では、自己PRに失敗エピソードを織り込んだ例文を見てみましょう。
「入職したての頃、業務量の多さからタスクの管理が不十分になっていたため、提出物を失念してしまい、締切直前に指摘されたことがあります。それ以降は期日を表にして管理するようにして今やるべきことが把握できることでより業務に集中することができました。

「私はほぼ徹夜で課題に取り組んだことが原因で保育実習中に体調不良を起こしてしまい、実習先の先生達に迷惑をかけてしまいました。その時に自己管理の大切さを先輩に教えて頂きとても感謝しています。それ以降は食事や睡眠にも気を配ることで、無欠席で卒業を迎えることができました。」
上記の例のように、相手に努力と成長が伝わるように、先輩の指導に対する感謝など人間性が見えるようにするなどに注意するとよいですね。

保育士の面接対策_3

まとめ

いかがでしたでしょうか。成果ばかりを並べた“自慢話”になっていませんか?あれもこれもと複数のエピソードを抽象的に表現していませんか?大切なことはありのままのあなたを表現することです。表面的な言葉ばかりが並んだ薄い内容になっていないか確認してみましょう。最後に、当コラムが自己PRづくりで悩んでいた方に少しでも助けになれれば幸いです。

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