保育士さんや幼稚園教諭の方向けの求人情報はたくさんありますが、給与の相場や目安ってご存知でしょうか。
自分がもらっている今の給与は安いの?高いの?この求人の給与って、相場的にどうなんだろう?そんな疑問を抱くこともあると思います。実際に、保育園と幼稚園でも給与の差があることがわかりました。
今回は、特に求人数も多く人気も高い東京都23区に絞って、平均給与を調べてみました。
相場感を知りたい方、これから転職活動を開始しようか検討中の方、目を通しておいて損はないはずです。
早速ですが、東京都23区ごとに、平均給与を見ていきましょう。
保育士経験年数や、資格の有無など、条件によって給与額は大きく違ってくると思いますが、今回は、そういった条件ごとのふるいわけはせず、現在募集中の求人情報を元に、平均金額を算出してみました。
保育士 | 幼稚園教諭 | |||
23区 | 正社員(/月) | パート(/時) | 正社員(/月) | パート(/時) |
葛飾区 | 200,950 | 1,050 | 210,500 | 1,200 |
江戸川区 | 200,390 | 1,057 | 235,500 | 1,300 |
江東区 | 211,080 | 1,037 | 220,500 | 1,150 |
港区 | 209,403 | 1,112 | 216,000 | 1,100 |
荒川区 | 209,273 | 1,050 | 215,800 | 1,200 |
渋谷区 | 206,274 | 1,000 | 230,400 | 1,150 |
新宿区 | 211,738 | 1,145 | 220,000 | 1,100 |
杉並区 | 217,949 | 1,060 | 223,500 | 1,100 |
世田谷区 | 202,648 | 1,054 | 215,000 | 1,100 |
千代田区 | 210,015 | 979 | 220,000 | 1,150 |
足立区 | 205,680 | 987 | 224,700 | 1,200 |
台東区 | 212,039 | 1,063 | 243,000 | 1,050 |
大田区 | 212,182 | 1,030 | 225,000 | 1,050 |
中央区 | 211,638 | 1,052 | 221,000 | 1,000 |
中野区 | 217,848 | 1,015 | 215,000 | 1,200 |
板橋区 | 213,251 | 981 | 218,000 | 1,140 |
品川区 | 217,251 | 1,018 | 213,000 | 1,100 |
文京区 | 214,754 | 1,023 | 228,000 | 1,200 |
豊島区 | 198,500 | 1,056 | 208,000 | 1,140 |
北区 | 199,620 | 1,006 | 215,000 | 1,000 |
墨田区 | 216,731 | 1,050 | 221,000 | 1,200 |
目黒区 | 215,841 | 1,052 | 223,600 | 1,300 |
練馬区 | 208,202 | 1,042 | 217,000 | 1,150 |
23区平均 | 209,707 | 1,040 | 221,196 | 1,143 |
(2018年ほいくジョブ調べ[単位:円])
この表を見ていくと、給与重視で探すなら、保育園で杉並区や中央区が高めですね。幼稚園だと、台東区、江戸川区、目黒区あたりが比較的高い平均給与となっています。また、パートではまた少し傾向が異なり、保育園では新宿区や港区、幼稚園では江戸川区、目黒区、墨田区が高時給のようです。
上記の表を見ると、保育園と幼稚園でお給料の差があるのがわかりますね。同じ職業なのに、なぜお給料に差が出てくるのか?何が違うのか知っていますか?その違いについてご紹介していきたいと思います。
最近では、幼稚園が減ってきていて、保育園が増えていく一方、幼稚園の需要が減ってきているという現実。共働きで、産後に働き始めたいと思う育児中の方も多く、託児所を設けているところも多くなり、自分のこどもを預けながら働く人も多いです。そこで、認定こども園とは何かをご紹介していきたいと思います。
保育士と幼稚園教諭での、給与の差を見ていきましたが、保育教諭の給与はどのくらいなのでしょうか?実際のところは、保育教諭は2つの資格を持つ方の給与なので、まだ集計が取れていないというのが現状です。現在は中間集計は取れている状態なので、そちらをご紹介していきたいと思います。
23区別での保育士の給与というコラムを書いてみましたが、実際はそんなに差は無いような気がしましたが、資格など掘り下げた話をしていくと、「認定こども園」の存在が増えてきている事がわかり、それに伴い、保育士資格と幼稚園教諭の2つを取得する「保育教諭」を取っている方が多いという結果がわかってきましたね。保育教諭の給与との差が、5~7万はとても大きいと思います。
これから保育士を目指していく方は、ぜひ「保育教諭」を取得することをオススメします。
保育士さんの給与も年々上がっている傾向があるので、未来のこども達の為にも、こどもが大好きな方、ぜひ保育士を目指してみてくださいね。