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保育士として働きたい!一人暮らしは出来る?現実は?

保育士として働きたい!だけど、保育士のお給料で一人暮らしは出来るのかな?と不安になっていませんか?保育士さんのお給料を参考にしながら、実際にどんな暮らし方をしているのか。食費や光熱費、一人暮らしの内訳をみていきましょう。そして、家賃補助が出る職場などもあるので、お給料から、どんな生活スタイルで過ごしていけるのかをアドバイス含めて、一人暮らしに関するあらゆる情報を紹介していきたいと思います。

目 次

保育士のお給料は低い?保育士のお給料の現実は?

保育士を目指したいけど、実際の保育士のお給料はどのくらいでしょうか?保育士の給料は低いの?これから保育士を目指す方のためにも、保育士の年収はどのくらいなのかご紹介していきます。

<保育士のお仕事>

まず、保育士のお仕事は、どのようなお仕事内容なのでしょうか。お仕事はたくさんありますが、大まかなお仕事一覧は下記の通りです。

  • 言葉を覚えさせる
  • トイレの仕方
  • お絵描きの練習
  • 走り方の練習
  • ダンスの練習
  • お庭での砂遊び
  • 絵本の読み聞かせ
  • キレイに手を洗う練習
  • 給食やお弁当でのスプーン、箸の使い方
  • お昼寝をさせる
  • 英語の発音の練習

他にも園によって、様々な取り組みがあり、たくさんありますが、生活習慣や年間行事のイベントでの練習などが主な仕事内容で、園児が帰った後に、事務作業が残っていると残業をしたり、体力的にも精神的にもかなり重労働のようです。

<保育士の平均年収>

このような労働内容で、お給料はいくらか気になりますよね。実際に、保育士の年収はどのくらいなのでしょうか。過去のデータと比べての平均年収でチェックしてみましょう!

職種 平均年収
(2013年)
平均年収
(2018年)
年収の増減
保育士 309.9万円 340.0万円 30.2万円UP
幼稚園教諭 335.5万円 341.6万円 6.1万円UP
専門学校教員 498.6万円 508.3万円 9.7万円UP
高等学校教員 677.8万円 663.3万円 14.5万円DOWN

保育士の平均年収について、厚生労働省の調査を基に表を作成してみましたが、保育士の年収は大幅にアップしているのがわかりますね!2013年~2017年の5年間の間で約30万円ほどアップしています。しかし、他の業種に比べたら、かなり低い年収というのがわかります。

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<なぜ保育士はお給料が安いのか?>

保育士のお給料はなぜ安いのかをまとめてみました。上記のような重労働のわりにお給料が安いのはなぜなのでしょうか。

  1. チャイルドケアの歴史
    共稼ぎ世代が増加し出した1960年代後半以降。託児所など日本にはなかった時代は、上の子に面倒を見させたり、兄弟に子守りをさせる時代でした。そのため、家庭内労働の一種としてみられていたため、専門で子供の面倒を見る保育士の存在に報酬を払うというシステムがまだないような背景があります。
  2. 若い世代が中心?
    上記にも説明したとおり、「子守りは誰にでも出来ること」というイメージから若い人でも任せられるということも言われていて、収入が低い事に結びついている要因でもあると思います。
  3. 昇給がない現実
    給料が安いと言われている要因で、昇給がほとんどないという現実。保育士35年目のベテランでも月給18万円と言うから驚きですね。昇給がないことから、退職することを選ぶ人は少なくないようです。

保育士は今後、昇給するのか?

保育士の昇給はあるのか?このまま、昇給がない制度のままだと離職率も高くなり、保育士のイメージは悪くなる一方です。今後、昇給制度があるのかをご紹介していきたいと思います。

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上記のように、勤務年数の多い園長先生・主任保育士を頂点にして、その下にリーダーの保育士さんを優遇していくというピラミッド式です。キャリアを積めばお給料もアップしていくシステムに変わっている保育園や幼稚園も増えてきました。そのための研修会や講習会なども開かれる園もあり、キャリアアップに向けて積極的に取り組んでいるところが多いようです。

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保育士の一人暮らしの内訳は?

保育士のお給料もわかってきたところで、実際の保育士の一人暮らしで使う費用や内訳をご紹介していきたいと思います。

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上記のグラフのように、生活費でほとんどお金が消えてしまうという現実です。家賃が大幅締めているところから、家賃が低いところに引っ越せば良いのかと思いますが、家賃がいくら低くても職場の近くだと高い家賃のところしかないなど、引越し先にも悩んでしまいますよね。では、次は家賃相場から首都圏では、どの辺が安い物件が多いのかなどご紹介していきます。

首都圏での一人暮らし、引越しのオススメ!

首都圏の相場から、どんな場所が安いのかをご紹介していきます。下記の画像を参考に一人暮らしのオススメの場所など載せていきたいと思います。

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<首都圏の家賃相場>

首都圏マップを4分割すると、右上のBエリアが一番安いエリアなんです。Bエリアは元々海を埋め立てて出来たエリアの為、地盤は不安視されてはいますが、物件では安いのがたくさんあるエリアです。

  • 【Aエリア】(6万円台~7万円台)
    池袋から埼玉方面で、家賃が安めのエリアです。池袋から離れるほど家賃は安くなっていきます。(北区・練馬区・杉並区・中野区・板橋区などがオススメ)緑も多く、商店街も充実しているので 住みやすく、狙い目のエリアです。
  • 【Bエリア】(5万円台~7万円台)
    もっともオススメのエリアで、家賃も安いのがこのエリアです。
    上野・秋葉原から千葉方面へ、浅草やスカイツリーなどの下町エリアであり、全体的に家賃相場も安いです。(足立区・葛飾区・江戸川区・江東区・墨田区・荒川区・台東区)
  • 【Cエリア】(7万円台~8万円台)
    渋谷から神奈川方面のエリアです。多摩川を越えて神奈川方面に行くと安い家賃の場所もあります。自由が丘・恵比寿などがあり、「おしゃれ・きれい」というイメージが強いエリアです。家賃相場が4エリアの中でも少し高くなります。若者に人気の地域で、東急東横線、東急田園都市線、京王井の頭線、副都心線、銀座線の5路線沿線利用可能で家賃も高めです。
  • 【Dエリア】(9万台~)
    中央区、港区など東京駅や銀座、お台場、東京湾があるエリア。大手町・新橋などはビジネス街の強いエリアですが、その反面、お台場やディズニーランドも近く、人気のエリアです。芸能人の方も多く住んでいるイメージですね。

<引っ越す時のポイント>

  1. 園から通いやすい場所を選んで、条件を絞っていきましょう。
  2. 住みたい場所の周辺の施設のチェックをしましょう。(スーパーやコンビ二、病院)
  3. 必ず内見をしましょう。(記載されている徒歩の分数や、隣人、設備チェック)
  4. 不動産屋に積極的に相談しましょう。(家賃交渉したら対応してくれる不動産もあります)
  5. 家から勤務地までのトータル時間を考えましょう。(玄関出てから勤務地まではどのくらい?)

家賃補助手当が付く幼稚園、保育園がある?

園によっては、保育士向けの宿舎借上げ制度などが付いている場所もあります。上限で82,000円の家賃補助が用意されていますが、家賃相場が高い都心部では上限額をさらに拡充しているエリアもあるのをご存知でしょうか。

<保育士の家賃補助ランキング>

  • 第1位千代田区 130,000円
  • 第2位港区 110,000円
  • 第3位渋谷区 100,000円
  • 第4位目黒区 92,000円
  • 第5位その他の区 82,000円

このように、第1位は千代田区という結果となりました!先ほどの家賃相場でいう【Bエリア】の千代田区が家賃補助が一番高く、一人暮らしするのも考えたら、千代田区の幼稚園や保育園を選んでみてはいかがでしょうか?

まとめ

お仕事内容からしても、子供の命を助けるお仕事なので、保育士のお給料は、これからも徐々に上がっていくことを願っています。家賃補助が出る保育園、幼稚園も増えてきていますので、求人情報を見るときにチェックしてみてくださいね。その上で、家賃相場の記事の通り、家賃が安い【Bエリア】から探してみてください。家賃が浮けばプライベートで使えるお金も増えて、より良いワークバランスの中で保育士のお仕事に取り組めると思います。ぜひ、参考にして役立てて頂けたら嬉しいです。

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