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保育士の離職率はいかほどか!辞めてしまう理由を解析します!

“保育士は離職率が高い”と、共通してこのイメージがついているのではないでしょうか。
どうして「辞めたい」と感じてしまうのか。公立・私立やエリア別・男女別で調べて考えてみました。
少しでも保育士の離職の現状を知ることで、みえてくるものがあなたの為になったらうれしいです。

目 次

保育士の離職率…公立保育園と私立保育園で差が!

離職率_2

平成27年に厚生労働省が発表した「保育所保育士の採用者と離職者」の調査結果によると、常勤保育士320,196人の離職率は10.3%となっています。なので毎年10人に1人は退職しています。
また、全職種を対象にした離職離の平均8.5%ですので、他職種と比べても離職率は高いといえるでしょう。ちなみに現在もっとも離職率が高いものは「宿泊業・飲食サービス業」だそうです。
では、公営(公立)保育園と私営(私立)保育園で離職率の違いはあるのでしょうか・・・
あります!公立保育園の離職率は7.1%、私立保育園の離職率は12.0%となっているんです。
公立保育園はやはり公務員という立場もあり、定期的な昇給があり給与も高く、有給取得や産休育休取得など待遇も手厚く安定性があることから定年まで勤める保育士が多くいるそうです。
うってかわって、私立保育園は園によっての待遇の差にとてもひらきあり不満に感じてしまうことが原因だと考えられます。社会保険制度・福利厚生制度が整っていない為、自分で国民年金など支払った結果毎月の手取りお給料は135,000~150,000円程度になってしまい、さらに昇給も残業手当もなく賃金が業務量に見合わなく辞めていってしまうそうです。ほか、公立私立関係なくせっかくの有給休暇を申請しようとしたら先輩保育士に嫌みを言われたなど制度があっても活用できない不満などの理由が離職率を伸ばしてしまう一部となっています。

離職率が高い私立保育園!あなたの働いている地域はどのくらい?

ここで12.0%だった私立保育園での離職率をエリア別にしてみてみましょう。

離職率_グラフ

※各地域、震災などの影響もあるかと思います。謹んでお見舞い申し上げます。

やはり私立保育園の設立が量的に多い都心部の離職率が高い傾向にみられます。中でも奈良県・埼玉県・神奈川県・大阪府は平均を上げている地域であり、保育園不足が深刻なので定員を超えた子ども達を収容してしまい一人の保育士にかかる業務の負担も大きいことや、さらに都市部では保護者からの要求・クレームなどが厳しいということが離職理由に考えられますね。

離職率_表

保育士はつねに仕事に追われて、子ども達と走り回ってくたくたの状態で膨大な事務作業をもこなさなければなりません。プラスして子どもより大人への対応が多く、保護者からはサービス業だと思われていることもあいまって理不尽なクレームを受けることもあり、この保護者対応でのトラブルなどで園側に守ってもらえずに体力と精神的な限界を迎えて辞めていってしまうことが挙げられます。
また、東京では保育士の給与は全職業の半分ちょいしか貰っていない現状の不満を理由に退職へ繋がってしまうのでしょう。

男女で離職のタイミングは違うの?

最近は男性保育士の方も多くなりましたが男女で辞める時期に違いはあるでしょうか。

平均年齢 平均勤続年数
保育士全体 34.8歳 7.6年
男性保育士 31.4歳 6.3年
女性保育士 35.4歳 7.7年

この数字からみても男女ともに長く勤めていると言える方は少なく、男性保育士の方が早めに離職していますね。
さて、なぜなのでしょうか。
男性保育士は、30代の他職種男性の年収と比べると年収が63万円ほど低いとされており経済的に厳しいことが辞めてしまう要因になっています。また、まだまだ女性の仕事とされている保育現場にとって、かなり肩身が狭い思いや環境待遇が不十分で辞めていってしまうのでしょう。男性社会にはあまり見かけない女性特有の嫌がらせやイジメが起こることがあり、派閥のようなものに巻き込まれて人間関係がこじれやすく退職に追い込まれるという方も多いそうです。
女性保育士の場合も30歳を過ぎたあたりで離職している可能性が多く…これは結婚出産を機に体力がいる保育士として続けていけるのかモチベーションを維持して働けるのかと考えて退職してしまうのでしょう。また、産休や育休の制度が整っていない為、離職せざるを得ない保育士も多いようです。もちろん、昨今は結婚をしない人も多くこれだけが退職理由ではありませんがこのような状況理由の方が多くみられます。

離職率_3

まとめ

少し変わった視点から保育士の離職についてみてみました。
そもそも思い描いていた理想の保育士像と現実のギャップに絶えられずに離職してしまう人多くいます。
現実問題として“低い給料”“休暇を含めた待遇の悪さ”“仕事の量の多さ”“人間関係のトラブル”があります。子どもの命を預かる仕事には見合っていな問題の多さだと不満を抱いている人が多いのですね。
ですが、待遇改善がされたらまた保育士へと再就業したいと希望する方は6割を超えているんです!国も保育園も保育士不足に頭を悩ませているのは一緒です、よい良い職場環境になるように賃金アップや短時間正社員制度促進、パート保育士の雇用促進など前向きに向かっています。
また、保育士はもう…という方は幼稚園教諭・企業内保育園・学童保育・託児所やベビーシッター・保育ママなど資格やスキル活かせ、子ども達に関われる仕事はたくさんありますよ。

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