こんにちは!当コラムをお読みくださってありがとうございます。
あなたは保育士の雇用形態で「臨時職員」というものをご存知ですか?
今回は、臨時職員がいったいどういうものなのか、正社員と何が違うのか…ひも解いてみたいと思います。
名前だけは知っている方、目指してみたい方もぜひご参考ください!
ずばり、公立保育所で働く臨時の保育士“地方公務員”のことです!
公立園での正社員募集は年に1度に対して、臨時職員は通年で随時募集していることが多いです。また、定数外職員・非常勤保育士と呼ばれることも。なぜ、正社員ではなく臨時職員を多く募集しているのでしょう。公立園において、臨時職員の役割としては急な増員に対応するために気軽に人手不足を補いたいという事からです。このことから、公立園の保育士の非正規者率は51.3%となっているので臨時職員が公立園を支えている現状です。
正社員の仕事内容と変わりありません!
よく正社員の補助で担任を持つことはないのではと勘違いされてしまいますが、担任を持つ場合もあります。とくに低年齢児のクラスの場合ですと複数担任になることも。これは前述のとおり、臨時職員が正社員より上回っていることも加味しています。
よって、書類作成(日案・月案や年間カリキュラム作成、指導計画、園だよりに保護者へ連絡帳など)や保護者対応もやることになりますね。
このように、正社員の保育士と遜色ない仕事内容なんです。
業務内容を見てみましたが、では、どこが正社員とどう違うのでしょうか。
給料と待遇面に大きな差があります!
そう、正社員は月給制ですが、臨時職員はフルタイムの時給制なんです。自治体によっては年に1回昇給があるところもありますが、ほとんどは変動しません。
正社員と比較し場合、支給される割合は…
★(表の画像が入ります。)
正社員は無期限の定年制ですが、臨時職員は公立保育園が提示している期間限定です。さらに、そのまま長く勤務したとしても正社員になれるわけではありません。
※公立保育園の正社員は地方公務員試験に合格し採用名簿に登録されてから、欠員があった保育園からお声がかかりなれるものです。
正直、あまり給料・待遇がいいとはいえませんよね。
保育士さん全般にも言えることなのですが、給料と仕事内容が釣り合っていないという不満が顕著に出てしまうのが臨時職員保育士さんです。ここだけの話…あまりの給料の低さに、他のところでアルバイトをしている人もいるよう。でも、気をつけてください!臨時職員保育士は、公立保育園で働いている以上、立派な地方公務員なんです。そうです、公務員である以上は副業は基本的に禁止!もちろん、任命権者の許可があれば副業可能となりますが、なかなか許可は出にくいそう。もし無許可の副業がばれてしまうと最悪の場合解雇となってしまいます。
ただ、待遇としてメリットがあるとすれば!
時給制ということもあって、時間の都合がつきやすく自分のライフスタイルに合った時間や曜日を限定して働くことができます!さらに、正社員と同等の業務内容をこなすので経験の浅いうちから責任のある仕事ができ、保育士としての経験を間違いなく積むことができます!また、公立保育園で働くこと自体が夢だった方もいるでしょう、きちんと臨時職員という雇用形態を理解して目指してもよいと思います。
そして、このような臨時職員の実態の声は各地方自治体に届いているので、待遇・処遇を改善すべきだと前向きな運びになっています。今後、国や地方自治体の動きに期待しましょう。
ここで「派遣社員」という働き方をオススメさせてください!
もし臨時職員のメリットである、自分のライフスタイルに合わせて働きたいという方や公立保育園勤務にこだわっていない方…その条件でさらに高時給で働ける派遣保育士はいかがでしょう。
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派遣元に登録してあるので、契約期間満了となった際にもすぐに、次の勤務先を派遣元から紹介される場合が多いので安心◎
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さらに詳しく派遣社員保育士について知りたい方には、
派遣保育士コラムをお読みいただければと思います。
いかがでしょうか、少し思い描いていた臨時職員保育士と違い、衝撃を受けた方もいらっしゃるかと思います。
どの雇用形態であったとしても、子ども達にとっては大事な「先生」です、家庭にとってなくてはならない存在の「保育士」に変わりはありません。
自分に合った働きかたをしたい方・自分が目指したい保育士を、ぜひ目指してください!