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実はうつになる人が多い!?悩み多き保育士という職業

「子供が好きで保育士を志した!」
「毎日、可愛い子供たちと過ごすことができ、幸せ!!」
そんな保育士さんがいる一方、様々な悩みを抱え、鬱(うつ)を発症してしまう保育士さんもまた、多いのです。
こちらでは、そんな保育士さんの鬱病について、ご紹介していきます。
「鬱かも…?」と感じている保育士さんも、他にも多くの保育士さんが同じように悩んでいる事を知ってほしいと思います。
>是非ご一読ください。

保育士という職業は鬱が多い!?

子供と過ごす時間の多い保育士という職業…、一見するとストレスの少ないのんびりしたお仕事にも見えますが、その実とっても過酷!!
実際現場を経験している保育士さんしかわからないところかもしれませんが、子供の保育に加えて、職場の人間関係、そして保護者の対応と、いずれも気が抜けません。
子供の保育は、もちろん子供の命を預かるわけですから、怪我をさせてしまったり、お友達との間でトラブルになったり、、やんちゃな盛りの子供たちをしっかり監督し、常に神経を研ぎ澄ませていなければいけません。
職場の人間関係は、一般企業とは大きく異なり、極端な女性社会になるため、独特の難しさがあると言います。
職場でのいじめや、女性同士のめんどくさい人間関係に、悩む保育士さんは多いのです。
そして、保護者対応も、最近はモンスターペアレントとも呼ばれますが、自己中心的な保護者が増えているとも言われ、無茶なクレームと思われるケースに対しても、誠意をもって対応しなければならなかったり、保育士を追い詰める大きな一因となっています。
職業別にみると、保育士という職業は、実は鬱病を発症する方の多い職業なのです。
他には、介護関係のお仕事も、鬱にかかる率が高いと言われています。
比率としては、おおよそ11%の保育士さんが鬱を抱えているとも言われ、その罹患率の高さに驚かされますね。

そもそも鬱病とは?

ストレスの多い現代社会において、「憂鬱だなぁ…」と感じることは、誰にでもあると思います。
鬱病ではないただの「憂鬱な気分」では、時間の経過とともに気分が晴れますが、強い鬱状態(病的な鬱、いわゆる鬱病)では、時間が経過しても自然に回復しにくい、長期化した状態を指します。
鬱病の具体的症状として、下記があげられています。

■気分の低下
∟笑顔でいられない
∟常にイライラする、不安を感じる、自己嫌悪感が強い、憂鬱、など
∟訳もなく涙が流れてくる
∟自殺願望がある

■意欲の低下
∟何もしたくない、無気力
∟趣味など、生活の中に何かしらの楽しみを見いだせない
∟倦怠感、すぐに疲れを感じ意欲がわかない

■思考力の低下
∟集中力や判断能力下低下し、仕事中に簡単なミスを繰り返す
∟つねにぼんやりしてしまう

■睡眠障害
∟睡眠時間は確保していても、眠れない、眠りが浅い
∟十分眠っているのに寝たりない(過眠)

■過食・拒食
∟食欲減退、体重減少
∟常に食べてしまいとめられない、体重増加

保育士さんに多い鬱の原因

鬱病を引き起こす原因は人それぞれ。
原因が分かったところで、うまく治癒するとも限りませんが、すでに鬱病という方が回復へ向けて、あるいは鬱かもしれない…という方が症状を改善するためには、原因を知ることが第一歩になります。


■原因その①~体力的な限界~

体と心は繋がっています。
体力的に限界を感じると、心もまいってきてしまうのです。
保育士さんの勤務は、シフトにもよりますが、早朝(7時くらい)から始まり、延長保育の終わりは19時や20時です。
そして、職務内容も、子供たちと外遊びをしたり、ぐずる子供を抱えたり、子供を片手で抱きながら別の子と手をつないで歩いたり、走ったり、、、非常に体力のいるお仕事です。
更に、毎月のようにある園内行事の準備などは、子供のお昼寝中、終わらなければ残業あるいは持ち帰りと、息つく暇がありません。


■原因その②~精神的に限界~

「子供が大好き!」という気持ち一つで頑張ってきたけれど、精神的にもう無理…という保育士さんも多くいらっしゃいます。
クラスの子供たちのこと、保育士同士の人間関係、保護者との関係…どこかでトラブルが生じると、それだけでも大変ですが、それがいくつも重なってくると、対処しきれなくなり、心が悲鳴を上げてしまいます。
新人保育士さんや、上手く主張のできない保育士さんでは、職場いじめなどで精神的に追い詰められてしまうケースもあるようです。
精神的に追い詰められてしまう保育士さんには、真面目で几帳面な方が多く、そういった方にこそ、保育士として子供を見て欲しい!と保護者としては感じるのですが、ある程度のおおらかさというか、図太さのある方の方が、長く続けやすいのかもしれません。


■原因その③~給与面の不満~

保育士さんは、給与水準が高いとは言えない職業。
こんなに激務でストレスも多いのに、この金額では見合わない!やってられない!というところで、鬱を引き起こしてしまう保育士さんも多いのです。
お金の問題だけではないと思いますが、色々とストレスや不満が重なった上に、給与がとどめとなって保育士をやめてしまうというケースもあります。

上記はご参考までに、自分自身のことは、病院へ足を運んでいただいて、お医者さんと二人三脚で挑むか、あるいは無料で相談できる専用窓口もありますので、相談してみるのもよいと思います。

<まとめ>

鬱病が社会的にも認知され、「精神科」や「メンタルクリニック」への敷居が低くなってきました。
入りやすい雰囲気のクリニックも増えています。
もしかしたら…と感じている方は、強い抵抗を感じるかもしれませんが、勇気を出して足を運んでみて下さい。
鬱は誰にでも発症する可能性があるということ、そして、そうなった時は、無理をせず、回復させることを最優先に考えましょう。
適切な治療・対応をすることで、約7割の方が1年以内には回復するとされています。
正しいケアや方法を知り、一人っきりで悩まず乗り越えていきましょう。

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