現職に悩みを抱えた保育士さんが転職を考えたとき、まずは保育士として働き続けるけど単純に職場を変えるのか、それとも職種自体を変えて、ちょっと違った世界をのぞいてみるのか、という選択肢に迫られるでしょう。
これまで保育士を志して勉強してきた日々を思うと、やはり保育士として、別の園を探してみようか…と思う自分がいたり、
でも待てよ、まだまだ人生長いのだし、一度別の業界で挑戦してみるのもいい経験になるかもしれない…という考えも浮かんでくるかもしれません。
今回は、そんな現状に悩みを抱えている保育士さんに、同じような悩みに直面した保育士さんがどんな道を選ぶのか、どんな選択肢があるのかをご紹介していきたいと思います。
ぜひ、参考にしてみてください♪
保育士さんが転職をするにあたってまず考えなければならないのが、「保育士という職業を続けるか」ということ。
今は一時、ものすごく仕事が辛かったり、面白くないと感じているとしても、それが職業を変えるほどなのか、別の職場に移れば済むことなのか、、、冷静に考え見極めていく必要があります。
自身のキャリアを決める、重要なターングポイントに差し掛かっているのかもしれませんよ。
職種を変えたいと思っている人は意外と多い！
そこで気になるのが「他の保育士さんはどうなのかな？」ということですが、現在保育士として働いている人を対象にアンケートを取ったところ、約3割の方が「将来的には職種を変えたい」と考えていることがわかりました。
他の職種に就いてみたいと考えている保育士さんは、意外と多いようですね。
では、保育士さんに人気の転職先にはどういったところがあるのでしょうか。
実は保育士というお仕事は、子どもの世話をすることだけではなく、掃除をしたり保護者の対応をしたり書類の作成をしたり・・・、と多岐にわたります。
そのためか、保育士さんの転職先は、子どもたちを相手にする仕事ばかりでなく、さまざまな転職先があるようです。
ほかにも、企業の営業職、外交員、飲食業、ショップ店員等、実に様々ですね。
転職はキャリア形成にとっても大切な経験
転職というのは精神的にも肉体的にも大変なことですが、職場を変えるにしろ職種を変えるにしろ、「転職をする」ということはご自身のキャリア形成にとってとても大切な経験であるといえます。
もちろん転職をしたことを後悔してしまう可能性もないわけではありませんが、その時々に、しっかり自分の胸に手を当てて「将来どうなりたいのか」、「なぜ転職に踏み切るのか」などを冷静に考え、全力で行動したのであれば、“貴重な経験”となるはずです。
実は保育士さんの転職には、以下の3つのパターンがあります。
ちなみに、実際に転職経験のある保育士さんの中で一度他職種に就き、再び保育士として復帰した、という方も3割程度存在します。
他の世界を見てみる、というのもアリかも・・・
一度他の職種に変わって保育士さんに復帰した方の意見を聞いてみると、
「改めて保育園に戻って来てみると、当時は見つけられなかったやりがいが見つかった」
「他の職種を経験したことで、保育士という仕事の素晴らしさに気付くことができた」
という方も多いようです。
保育士として仕事に少し行き詰ってしまったら、一度他の世界をのぞいてみる、というのもいいかもしれませんね。
転職はとても勇気がいることですが、一度他の職種に就いてみることで見えてくるものも沢山あるかと思います。ただ、職業の経歴は自分自身が生きてきた軌跡でもありますので、できるだけ後悔しないよう、転職するかどうか、転職先をどうするのか、ということについては慎重に判断することが大切です。
