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こども園の年間指導計画作成~年次別テンプレート(文例)虎の巻~

こども園の年間指導計画作成は、今までの保育園や幼稚園とはまた違った視点での作成を求められ、頭を悩ませている先生方も多いのではないでしょうか。今回はこども園の2歳~5歳児までの年間指導計画を作成する際に、役立つ文例を年齢別にまとめました。

指導計画年案(文例)~2歳児~

≪年間目標≫

  • 保育者との安定した関わりの中、生活に必要な身の回りの事を自分できる喜びを感じる
  • 自分の思いや気持ちを言葉で表現し、自己主張ながら友達との遊びを楽しむ
  • 身近な事の模倣遊びやごっこ遊びを楽しみ、保育者の仲立ちにより友達との関わりを広げる
  • 生活や遊びには、きまり(ルール)がある事を知る

≪1期(4・5月)≫

予想される子供の姿

  • 新しい環境に戸惑いを感じ、不安から泣いたりする
  • 信頼する保育者と一緒にいる事で、好きな遊びを見つけて楽しむ
  • 言葉で思いを上手に伝えられず、泣いたり、叩いたりして自分の思いを表現しようとする

ねらい

  • 新しい環境の中で、安心してすごす
  • 保育者に見守られる中、自分の好きな遊びを見つけて楽しむ<
  • 散歩や戸外遊びで、身近な春の自然にふれ、のびのびとあそぶ

内容

<教育時間>

  • 保育者に見守られながら、安心してすごし、園生活のリズムになじむ
  • 保育者と一緒に戸外で体を動かして遊んだり、春の自然に興味を持ち触れたりして遊ぶ
  • 自分の思いを言葉やしぐさでつたえる
  • 保育者や友達と、ブロックや人形の着せ替え、手遊びなどで手先を使って遊ぶ
  • 自分のマークや場所を知り、身支度を保育者に援助してもらい生活の仕方を知る

<教育時間を除く時間>

  • 信頼する保育者のそばで、安心してすごし、新しい生活の場所に慣れる
  • 好きな遊びを見つけて楽しく遊ぶ
  • 年上の園児と喜んで一緒に遊ぶ
  • 保育者の援助によりトイレで安心して排泄をする

環境構成

  • 自分の持ち物や場所がわかりやすい様に、統一したマークシールを貼る
  • 春の季節を身近に感じるよう、室内に花を飾り、春の絵本を用意する
  • 園児の興味やそれぞれの発達に合った玩具を用意する

保育者の援助・配慮

  • 1人1人の子供の甘えや不安、要求を受け止め、安心してすごせるよう、信頼関係を築く
  • 遊びたがらない子は無理に誘わずに、友達が遊ぶのを一緒にたりして、その姿を見守る
  • 食事、排泄、午睡など生活が安心してできるよう、1人1人に応じた対応をする

子育て(保護者)支援

  • 新しい環境への不安を和らげるため、子育てで大切な事などを伝えてこまめに保護者と話せるようにし、信頼関係を築いていく

≪2期(6・7・8月)≫

予想される子供の姿

  • 園生活の仕方を知り、生活が安定して保育者と一緒に意欲的にやってみようとする
  • 友達の遊びなどを見て好きな遊びを見つけ、保育者や友達と一緒に遊ぶようになる
  • 経験したことを、言葉や動作で自ら伝えようとする

ねらい

  • 簡単な身の回りの事を援助されながら自分でしようとする
  • 水・砂・泥にふれ、夏の遊びを楽しみ、解放感を味わう
  • 友達との関わりで自己主張をしながらぶつかり合い、相手の思いに気づく

内容

<教育時間>

  • 簡単な衣服は、自分で着脱しようとする
  • 友達と一緒に泥んこ遊びやプール遊びなど、夏ならではの遊びを楽しむ
  • 身近な小動物に親しむ
  • 生活に必要な事や自分の思いを言葉で伝える
  • 保育者や友達と体を動かしたり、踊ったり、絵本を見たり、ごっこ遊びを楽しむ
  • 友達との関わりの中で、自分の気持ちを言葉で伝えながら、相手の思いを知る

<教育時間を除く時間>

  • 身の回りにある物の名称や使い方に興味を持つ
  • 異年齢の園児に興味を持ち、関わりを広げていく
  • 生活リズムが安定し、場合によっては1人で眠る
  • 尿意を感じてトイレに行き、紙の使い方を知り自分で拭く
  • 自分で手洗いや手ふきをしようとする

環境構成

  • 風通しや室温を調整して、快適に過ごせる環境を整える
  • 毎日の生活を同じ流れの中でできるよう、衣類や物の置き場所を固定する

保育者の援助・配慮

  • 1人1人の健康状態に気を配り、水分補給や休息の確保に配慮する
  • 見守りとさりげない援助で、自らしようとする気持ちを大切にする
  • 生活に必要な事が身に付くよう、保育者が一緒に行い繰り返し伝えていく

子育て(保護者)支援

  • 触れ合い遊びや夏の遊びを知らせて、家庭でも親子で遊びを楽しんでもらい、スキンシップの大切さを伝えていく

≪3期(9・10・11・12月)≫

予想される子供の姿

  • 運動機能の発達が著しく、全身を使った遊びを楽しむ
  • 衣服の着脱や身の回りの事を自分でしようとし、できると意欲を高めて自身をもつ
  • 遊びの中で、「貸して」など言葉で気持ちを表現し、友達との関わりを楽しむ

ねらい

  • 簡単な身の回りの事を自分でできる喜びを感じ、自分でしようとする
  • 秋の自然に触れながら、散歩をしたり、体をたくさん動かしたりを楽しむ
  • 自然の素材などを使い、自分なりの表現を楽しむ

内容

<教育時間>

  • 簡単な衣服の着脱を自分で行い、脱いだ衣服のたたみ方を手伝ってもらいながら覚える
  • 散歩などを通じて、葉っぱや木の実などの秋の自然物に触れて遊ぶ
  • 友達と一緒にリズム遊びを楽しんだり、踊ったりして遊ぶ
  • 気の合う友達と一緒に、模倣遊びやごっこ遊びを楽しむ

<教育時間を除いた時間>

  • 生活のルールに気づき、待つ事や譲ることを保育者に即されてする
  • 異年齢の友達との関係がふかまり、一緒に目的をもって遊ぼうとする
  • 自分でズボンやパンツを脱ぎ、トイレで排泄する
  • 正しい持ち方でスプーンを使い、はしにも興味を持ち、持ち方を覚えていく

環境構成

  • 気温や活動に合わせて衣服を調節し、活動しやすい環境にする
  • のびのびと思い切り体を使ってあそべるよう、安全に配慮しながら遊具を配置する

保育者の援助・配慮

  • 自分でしようとする気持ちを大切にし、見守りながら、できないところを援助する
  • 遊びの中で、順番や交代などの約束を守ると遊びがより楽しくなる事を実感できるよう援助する
  • 保育者も一緒に身体を動かして遊ぶ事で、体を動かす喜びや楽しさを共に感じる

子育て(保護者)支援

  • 子供の心の発達について共通理解し、反抗期をどのように受け止めるか、子供達に寄り添った関わりができるようにする

≪4期(1・2・3月)≫

予想される子供の姿

  • 生活に必要な言葉がほとんどわかり、自分の思いを言葉で伝えようとする
  • 1人でできる事が増え、身の回りの事を自分でやろうとする
  • 異年齢の交流の中で、進級に向けての期待感が高まる

ねらい

  • ごっこ遊びや簡単な集団遊びの中で、きまりや約束事を知り、友達と一緒に遊ぶ楽しさを味わう
  • 異年齢交流をとおして、進級に期待をもち、意欲的に生活していく
  • 保育者が言葉のやり取りを仲立ちする中で、友達との関わりを広げる

内容

<教育時間>

  • 簡単なごっこ遊びやルールのある遊びをする中で、言葉のやり取りを保育者や友達と楽しむ
  • 霜、雪、氷等の冬の自然現象に興味を持ち、触れて遊ぶ
  • 衣服の前後に気づき、自分で直そうとしたり、衣服の着脱をしたり、衣服を畳んで片付ける
  • 戸外で保育者や友達と全身を動かして遊ぶ
  • いろいろな素材を使って丸めたり、貼ったり、好きなものをつくる

<教育時間を除いた時間>

  • はしの持ち方を覚えて、はしで食べようとする
  • パンツやズボンを全部脱がずに排泄し、援助されながら後始末を自分でする
  • 異年齢児と一緒に過ごし遊ぶ中で、思いやりやいたわりの気持ちをもつ

環境構成

  • 友達と関われる様、遊びに必要な物や場所を用意する
  • 進級への期待が持てる様、3歳児のクラスに遊びに行き、生活を共にする機会をつくる

保育者の援助・配慮

  • 生活習慣の自立は個人差があり、できた喜びを味わい自信がつくよう個別に援助する
  • 遊びのイメージを共有できるよう、解りやすい言葉でゆっくり展開し、友達との関わりを広げる

子育て(保護者)支援

  • 心と身体の発達段階は、1人1人違いがある事を受け止め、育ちを認め合う

こども園 挿入1
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指導計画年案(文例)~3歳児~

≪年間目標≫

  • 園生活に慣れて、生活習慣やルールを知り、なんでも自分でしようとする
  • 身近な素材や道具で表現したり、友達との関わりを広げたりして、楽しく遊ぶ
  • 自分の思いや感じた事を言葉で表現し、保育者や友達との言葉のやり取りを楽しむ
  • 身の回りの自然や出来事に興味関心をもち、みんなでの遊びを楽しむ

≪1期(4・5月)≫

予想される子供の姿

  • 新しい環境に、喜びで遊びに意欲的な姿と、慣れずに不安や戸惑いを持ってすごす姿がある

ねらい

  • 新しい環境や自分の持ち物の扱いに慣れて、安心してすごす
  • 身の回りの始末や、あいさつや食事の仕方など、毎日の正しい習慣を知り親しむ
  • 春の自然を感じる中で、身体を動かして好きな遊びを楽しむ

内容

<教育時間>

  • 保育者の援助で、新しい環境で身の回りの始末の仕方を知り自分でやろうとする
  • 歌や手遊び、リズムに合わせて身体を動かして楽しむ
  • 身近な植物で遊んだり、戸外で思い切り身体を使って遊んだり、春の自然に触れる
  • 絵本やブロック、粘土など遊具や玩具の使い方を知り、それらを使って楽しく遊ぶ

<教育時間を除いた時間>

  • 保育者や友達に親しみを持ち、近づいたり遊んだりする
  • リズムに合わせて歌ったり、身体をうごかしたり、手遊びや歌などを楽しむ
  • 身近にある材料を使って、簡単な製作活動をする

環境構成

  • 自分の場所を覚える為に、物や場所に個人のマークシールをつける
  • 安全確保に向けて遊具や用具を整備し、周辺の危険な場所を把握する
  • 保育者がそばで一緒に遊び、好きな遊びができるよう声かけをして、安心できるようにする
  • 自ら遊びが展開できる玩具を用意し、コーナーをつくる

保育者の援助・配慮

  • 自分の物や場所を知り、安心できるように個別に丁寧に確認をする
  • 1人1人とのスキンシップを心がけ、子供の気持ちに寄り添う

子育て(保護者)支援

  • 保護者1人1人と情報交換したり、おたよりや掲示物で様子がわかるようにしたり、安心してもらうようにする
  • 保護者の不安を和らげるために、悩みは早めに聞き、解決できるよう援助する

≪2期(6・7・8月)≫

予想される子供の姿

  • 身の回りの事は自分でしようとする
  • 同じ場所で集まって遊んだり、誰かと一緒に活動したりする
  • 玩具や遊具の遊び方に慣れ、繰り返し遊んで楽しむ

ねらい

  • 生活に必要なルールや、道具の安全な使い方、片づけ方を知る
  • 身近な動植物に興味を持ち、触れて楽しむ
  • 友達や異年齢児と共に、夏の遊びを思いきり楽しむ

内容

<教育時間>

  • 身の回りの事や夏の過ごし方を知り、保育者の励ましを受けて自分でしようとする
  • 自分の思いや要求を、相手に言葉や動作で伝えようとする
  • 運動会やプール遊びで、思いきり身体を動かして楽しむ
  • 地域の高齢者との触れ合いで、親しみを持って関わる
  • 絵具やペン、のりなど色々な道具に触れて使い方を知り、用具を使って表現する

<教育時間を除いた時間>

  • 気の合う友達をみつけて、ごっこ遊びや好きな遊びを楽しむ
  • リズム遊びやゲーム、歌などで、保育者や友達と一緒に遊ぶ楽しさを感じる
  • 運動会の余韻に浸りながら、異年齢児と一緒に競技を楽しみ、参加する楽しさを味わう

環境構成

  • 衣服の置き場所がすぐにわかるように、置く場所を工夫し、マークシールを貼る
  • 気温に合った衣服や活動をかんがえて、水分補給をできるようにする

保育者の援助・配慮

  • 身の回りの事を自分でやろうとする気持ちを大切にして、なるべく自分でできるよう援助する
  • 夏ならではの遊びを取り入れ、挑戦する楽しさを味わえるものも取り入れていく
  • プールや運動会は安全に配慮して、意欲的に取り組めるような働きかけを行う

子育て(保護者)支援

  • 保育参観や懇談会で、園児の生長を伝えて共感し、保護者との信頼関係を築く
  • 行事についての情報を発信し、意義なども伝えて理解してもらう

≪3期(9・10・11・12月)≫

予想される子供の姿

  • 周りで起きる様々な事に関心を持ち、自分の物という意識を持ち、自分で管理できるようになる
  • 自分の思いや感じた事を、言葉や描く事、つくる事で表し、楽しむようになる

ねらい

  • 戸外での自然物にふれてたのしむことで、秋の自然に興味や親しみを持つ
  • きまりやルールを守り、クラスの友達と一つの活動に取り組もうとする
  • リズムや音楽に合わせて身体を動かし、踊り、お遊戯会への意欲を高め充実感を味わう

内容

<教育時間>

  • 秋の自然や動植物を遊びに取り入れて、自然の変化に気づき楽しむ
  • ごっこ遊びや集団遊びの中で、クラスの皆で一つの活動に取り組む事を楽しむ
  • 身近な材料で製作活動をして、描く事や造る事を楽しむ
  • お遊戯会に向けて、活動に意欲的に参加し、楽しむ
  • 音楽に合わせて、表現したり、役を演じたりする楽しさを味わう

<教育時間を除いた時間>

  • 子供達同士で遊びを楽しみながら、状況を理解して、自分の思いを言葉で伝える
  • 様々な遊びや活動を楽しみ、協力して一つのものをつくる喜びを知る

環境構成

  • 周りの自然の変化に気付かせて興味を引き出すよう、絵本を用意し、自然物を飾る
  • 好きな遊びや製作活動の楽しさを味わえるように、材料や道具を用意する

保育者の援助・配慮

  • 生活や遊びの中で、順番を待つ事や、物の貸し借りの仕方を教える
  • 自分からやろうとする気持ちを認め、疑問や問いかけを受け止め共感する
  • 自然物との触れ合いで関心を高め、拾った自然物で製作活動への発展を働きかける
  • 個人の興味関心を把握し、それぞれが意欲的に取り組めるようにする
  • クラスで楽しみや思いを共有できる遊びや行事を通して、共感の場面を多くする

子育て(保護者)支援

  • クラス活動や行事の内容、意義や考え方を理解してもらう為、内容や方法を伝える。それらの活動を家庭からもサポートしてもらえるようにする

≪4期(1・2・3月)≫

予想される子供の姿

  • 自分でできる事が増えて、見通しを持って意欲的に過ごすようになる
  • 友達との関わりにより、共に一つの事に取り組む楽しさをしり、共通のイメージを持って遊ぶ

ねらい

  • 自分のイメージを言葉や活動でのびのびと表現して楽しむ
  • 自ら身支度を行い、生活習慣が身に付き、自信を持って活動に取り組み自分の役割を知る
  • 友達との関係を深め、相手の気持ちに気づき、進級への期待を持つ

内容

<教育時間>

  • ごっこ遊びやゲームなど、クラスの友達と一緒に楽しむ
  • 様々な素材に触れ、自由に描いたり作ったりする楽しさを味わう
  • 雪や氷等、冬ならではの自然に触れ、遊びを楽しむ

<教育時間を除いた時間>

  • 異年齢児と共に雪遊びや氷遊びを楽しむ
  • 集団でのルールのある遊びや、正月遊び、伝承遊びを楽しむ
  • 役割を持ち、簡単な当番活動に取り組む

環境構成

  • 進級に向けて、生活習慣や健康状態を把握し、卒園児との活動の場をつくり期待につなげる
  • 遊びの展開が広がるように、教材や用具を十分に用意する

保育者の援助・配慮

  • 自分でしようとする意欲を認め、できる喜びを感じられるよう、共に成長を喜ぶ
  • 異年齢児との交流をすすめて、友達との関わりを深め、進級する喜びを伝えていく

子育て(保護者)支援

  • 園児の成長と関わりを伝え、進級へとつながっていく事を確認し、保護者の進級に対する思いを不安から期待へと変わるようにサポートする

こども園 挿入2
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指導計画年案(文例)~4歳児~

≪年間目標≫

  • 自分の思いを正しい言葉で相手に伝えて、グループでの話し合いをする
  • 自分の事だけではなく、友達の事も考えた行動や言動ができる
  • 健康や安全を心がけた生活習慣が身に付き、自分の身体を大切にする気持ちが育つ
  • 自然や社会で起こる事に対して、好奇心や探究心を持つ
  • 自ら表現しようとする気持ちが高まり、創造する事に喜びを味わう

≪1期(4・5月)≫

予想される子供の姿

  • 新しいクラスの環境や友達、保育者に慣れてくる
  • 一日の流れを把握して、自主的に活動に取り組む姿がある

ねらい

  • 進級した事を喜び、好きな遊びをしながら新しい友達や先生に親しみを持つ
  • 集団生活のルールや園での約束を守り、楽しく登園する
  • 園外活動を通じて、交通のルールに関心を持つ
  • 自分の身体の健康に興味を持つ

内容

<教育時間>

  • 衣服の調節や、手洗いうがい、消毒などを行い健康管理に気をつける
  • 屋外と屋内の遊具のそれぞれの安全な遊び方を身につける
  • 製作などで使用する道具の使い方を知り、自分で責任を持って管理する

<教育時間を除いた時間>

  • 保育者や気の合う友達との安定した関係の中で、生き生きと遊んで楽しく過ごす
  • 日々の生活の仕方を身につけ、あいさつをきちんと行う
  • 異年齢児の友達とも深くかかわり、思いやりやいたわりの気持ちを持つ

環境構成

  • 異年齢クラスへ行ったり、絵本や紙芝居などを利用したり、生活習慣の違いに気づくようにする
  • 自分で自分の持ち物を管理できる様、マークシールをわかりやすく貼る

保育者の援助・配慮

  • やっていい事と悪い事がわかるよう、理由をわかりやすく説明する
  • 我慢しなければならないことがある事を伝え、繰り返し教えていく

子育て(保護者)支援

  • 園を知ってもらう為、園内見学を行ったり、個別懇談会で家庭の様子を詳細に把握したり、園と家庭のバランスがとれるようにしていく

≪2期(6・7・8月)≫

予想される子供の姿

  • 内科検診や歯科検診などで自分の健康に興味を持ち、健康管理に取り組む
  • 物事を真剣に取り組むことを覚える

ねらい

  • 身の回りの事を自ら進んでしようとする
  • 友達と夏の遊びを経験し、楽しさを十分に感じる
  • 雨の時期は、室内遊びを工夫して楽しく遊ぶ

内容

<教育時間>

  • 健康診断を行う中で、身体や歯の様々な病気について知る
  • 泥や水遊び、プールなどの夏の遊びを通して想像力を高め、水の大切に気づき楽しく遊ぶ
  • 遊びや生活の中で、順番を守ったり、我慢したり、きまりや約束を守ろうとする
  • 色々な素材や道具にふれて関心を持ち、その感覚を味わい、扱い方を知る

<教育時間を除いた時間>

  • 汗をかいたり衣服が汚れたりしたら、自ら着替える事を覚える
  • 食事中は時間内に食べ終わり、次の活動へ移れる様にする
  • 自ら進んで毎日歯磨きを行う

環境構成

  • 衣服の調整の為に事前準備を行うように声をかけて、自ら調整できる環境をつくる
  • 水遊びに十分な安全管理ができるよう、人員配置と連絡体制を整える

保育者の援助・配慮

  • 新しく弟や妹ができると、わがままな行動をとる事があるので、一時的に食事や睡眠、排泄などの行動に重点的に関わる

子育て(保護者)支援

  • 登園してから園での生活の様子や、健康状態などを共通認識できるよう、保護者とのコミュニケーションを重視し、信頼関係を深める
  • 夏期に流行る病気やその対策について早期に発信を行う

≪3期(9・10・11・12月)≫

予想される子供の姿

  • 友達との遊びの中で、身体を使う遊びに興味を示す
  • 自分の考えだけでなく、お互いの考えを認め合い、一緒に表現する事を喜ぶようになる

ねらい

  • 運動会やお遊戯会などの練習の中で、お友達と協力する事の楽しさを味わう
  • 友達とお互いに思いや考えを伝えあい、表現しながら積極的に遊ぶ楽しさを感じる
  • 身近な秋の自然に触れ、美しさや変化に関心を持つ
  • 農作物の収穫体験を通して、収穫の喜びを味わう

内容

<教育時間>

  • 行事の中で、自分の役割に責任を持ち、失敗を恐れずに参加し、最後まであきらめずにやる
  • 友達と共通のイメージや目的を持って、一緒に活動や遊びに取り組み楽しむ
  • 身近な自然に触れて、変化に気づいたり、遊びに取り入れたりして、自然に親しむ

<教育時間を除いた時間>

  • 物の所有者について理解をし、共同の物の使い方や片づけ場所をしり、大切に扱う
  • 休息や水分摂取を行い、熱中症に注意する
  • 困ったことやわからない事を自ら友達や保育者に聞く

環境構成

  • 物事をやらずにあきらめるのではなく、一度は挑戦しようと思える環境を作り出す
  • 人前で話す事に慣れる為、みんなの前で発表する場を設ける

保育者の援助・配慮

  • 自分は何でもできると思わないように注意し、失敗しても最後まで頑張る事の大切さを教える。
  • 友達に負けたくない、一番になりたいと行く気持ちを保育や活動に取り入れる

子育て(保護者)支援

  • 行事には地域の人に参加してもらい、こども園を知ってもらう
  • 行事の意味や効果、目的を正しく知ってもらえるよう情報を発信する

≪4期(1・2・3月)≫

予想される子供の姿

  • 卒園児をみて自分も成長していく事が具体的にわかるようになる
  • 保育者に頼らずに、自分の思いや考えを言葉で伝えようとする

ねらい

  • 園生活を自主的に取り組み、進級への期待を持つ
  • 誰とでも仲良く遊び、遊びを工夫したり、目的を持って遊んだり、じっくり取り組もうとする

内容

<教育時間>

  • 1年間の園生活での体験を、見たり、思い出したり、想像したりなどの様々な表現方法で描く。
  • 物事の善悪がわかり、自分で判断し行動する
  • みんなの前で、自信を持って大きな声ではっきりと話す
  • 友達と遊びのイメージを共有し、自分たちで考えた遊びを意欲的に楽しむ

<教育時間を除いた時間>

  • 年長児の活動をみて、自分達の成長をみんなで喜び、進級する事に期待を持つ
  • 使っていい言葉と悪い言葉を理解する
  • 自分達でアイデアを出し合い、楽しく製作活動をする

環境構成

  • 卒園児へのプレゼントを感謝とお祝いの気持ちを込めて製作し用意する
  • 自らの経験と結びつけ、想像をめぐらせて、豊かなイメージができる様な絵本を選定する 

保育者の援助・配慮

  • 物事の順位を覚え、一番になる事の重要さと、最後まであきらめない事の重要さを教える
  • どんなことでもほめるのではなく、困難な事を乗り越える成功体験をさせる
  • 子供のイメージを豊かにするよう、物語の話し方に配慮する

子育て(保護者)支援

  • 進級への不安ではなく、期待を持てるように園生活の状況を発信する
  • 地域の小学校との交流を行い、結果について詳細に発信する

こども園 挿入3
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指導計画年案(文例)~5歳児~

≪年間目標≫

  • 小学校入学につながるよう、基本的な生活習慣や態度を身につけ、自ら積極的に活動する
  • 仲間との様々な体験の中で、感動や達成感を共有し、つながりを深める
  • 文字や数、身の回りのさまざまな事象への興味や関心を深め、好奇心や探究心を高める
  • 自分の思いや考えを相手に伝えると同時に、相手の話も傾聴し、受け入れられるようになる

≪1期(4・5月)≫

予想される子供の姿

  • 年長児への進級を喜び、意欲的に生活する
  • 身近な環境で、自ら積極的に活動に関わり参加するようになる

ねらい

  • 年長児としての自覚を持ち、新しい環境の中で豊かな人間関係を育み、意欲的に活動する
  • 春の自然に触れ、興味・関心を深める
  • 自分達でできる事はやり、友達と工夫して遊びを創造する楽しさを味わう
  • 自分の考えや知っている事を保育者や友達に伝えたり、体験を整理して言葉で伝えたりする

内容

<教育時間>

  • 園生活の流れを把握し、意欲的に遊びや生活に取り組む
  • 身近にある春特有の自然を感じ取り、観察し、関心を高め、遊びに取り入れる
  • 園内の遊具や場所について遊び方や決まりを教え合いながら、一緒に遊びをつくりだす
  • 体を思いきり動かす活動や、大人数でルールのある遊びを楽しむ
  • 食事のマナーを見直しながら、楽しく食べる

<教育時間を除いた時間>

  • 不安を抱く新入園児にしてあげられる事を考え、自ら手本となりながら活動や遊びをリードする
  • 園生活のきまりやマナーを守りながら、楽しく過ごす
  • 友達と、遊びをつくりだす中で、自分の考えや思いをお互いにわかるように伝えあう

環境構成

  • 異年齢児の中で、歳年長児としてお手本になり、活躍する場目を多く取り入れる
  • 身近な自然に関心をもてるよう、散歩時間の確保や、菜園をつくり環境を整える
  • 遊ぶことが造形活動につながる様、製作コーナーの場所を工夫して設置する

保育者の援助・配慮

  • 最年長児として、よい手本となっている事を言葉にして伝え、自信を持った活動につなげる
  • 自然の変化に気づけるよう、同じものを継続的に観察したり、散歩コースの計画を立てたりする
  • 子供の想像力を引き出すような素材を探し出す

子育て(保護者)支援

  • 年間の保育・教育方針を明確に伝え、園と家庭で協力して楽しく子供を育てて行けるようにする
  • 安心して子育ての相談をしたり、園に来たりできるよう、保護者との信頼関係を深める

≪2期(6・7・8月)≫

予想される子供の姿

  • 友達と一緒に取り組む事で、できない事に挑戦するようになる
  • 遊びや生活の中で、文字や数に興味を持ち使う

ねらい

  • 友達と一緒に一つの事に取り組み表現する事を楽しみ、話し合いながら遊びの幅を広げて行く
  • 身近な事象に興味・関心をもち、遊びに取り入れる
  • 夢や願いを自分の言葉で表し、他人の思いにも共感する
  • 自然と触れ合い、夏の自然の楽しさや力強さ、危険などを感じる

内容

<教育時間>

  • 水や光、空や雲、星、色や形などの面白さに気付き、スケールを広げて遊ぶ
  • 水を使った遊びを楽しみながらも、水の持つ危険な面についても知る
  • 文字や数に興味を持って関わり、遊びや活動に取り入れて楽しむ
  • 七夕に自分の願いや夢を自分の言葉で表す

<教育時間を除いた時間>

  • 相手の思いを受け入れながらも、自分の思いもきちんと伝える
  • 夏の生活の仕方を身につけて、自ら休息や汗と汚れの始末や、着替え、水分補給を行う
  • 友達と相談してルールを作りながら、色々な遊びを楽しむ

環境構成

  • 遊戯や鼓笛に取り入れる為の親しみやすい曲を用意する
  • 個人だけでなく、グループで取り組める活動を多く取り入れる
  • 身近な事象に関心を持てるような具体的な活動を取り入れる

保育者の援助・配慮

  • ビデオカメラで、自分達の表現の振返りを行い、皆で合わせる楽しさを感じられるようにする
  • 遊びや活動の中で、お互いの考えや思いを出し合えるように見守り、援助する
  • 子供たちにしてほしい事を、子供が自らしようとできるような声かけを行う

子育て(保護者)支援

  • 活動や行事を通して成長している姿を、掲示やおたよりで伝え、保護者の安心と信頼を高める
  • 夏の感染症や、快適に過ごす方法を伝え、健康に過ごせるようにする
  • 地域への開放行事を通じて、園の様子や事業を伝え理解を深める

≪3期(9・10・11・12月)≫

予想される子供の姿

  • 友達との関係が深まり、自分達で同じ目的に向かい、役割分担をしたり、問題を解決したりする

ねらい

  • 友達と同じ目的に向けて、力や知恵を合わせて活動に取り組み、達成感や充実感を感じる
  • 自分のイメージを基に、集中・工夫して、様々な表現や製作活動を楽しむ
  • 集団でルールを共有し、力を出し切って競争する事の楽しさを知る
  • 季節が移り変わる様子に気付き、自然の美しさや面白さを感じる

内容

<教育時間>

  • 与えられた自分の役割をきちんと行う事で、自信や充実感を味わう
  • 自然の変化に気付いたり、遊びに取り入れたり、自然に関心をよせる
  • イメージや言葉を広げながら物を作ったり、絵を描いたり、表現する事を楽しむ
  • 作物の収穫や調理などに関わる事で、食物の大切さや役割に関心を持ち、意欲的に食べる

<教育時間を除いた時間>

  • 長い距離を歩く等、今までできなかった難しい事にもやり遂げる気持ちをもって挑戦する
  • 季節の変化により生活も変化する事に気付き、自ら変化に対応していく
  • 自然の素材や様々な素材で製作活動を行い、作ったもので楽しく遊ぶ
  • 競争やゲームでルールに従って力を出すが、相手の立場も考え、ルールの話し合いも行う

環境構成

  • 園児が持つ力(できる事)より少し上の課題を用意する
  • 四季の移り変わりがわかるように、4月からの園の様子を写真にして掲示する
  • 園児のイメージを表現する為の素材や玩具を準備する

保育者の援助・配慮

  • 課題や活動に取り組む際は、頑張る気持ちや協力する気持ちを育みながら関わる
  • 子供が自ら気付く自然の変化に対して、具体的に問いかけをしてさらなる気付きを与える
  • 子供達の意見に耳を傾け、子供達の興味を把握する

子育て(保護者)支援

  • 目標達成までの頑張る姿や、それからの意欲的な生活を知らせて、活動の意義を伝える
  • 園行事に参加し、共に楽しんだり交流したりするよう、呼びかけをする

≪4期(1・2・3月)≫

予想される子供の姿

  • 小学生になることへの期待を膨らませて、意欲的に生活する
  • 好奇心の高まりで、友達と知識を伝え合ったり、確かめたりして遊びを発展させるようになる

ねらい

  • 将来を想像して、新しい小学校生活へ希望を持ち、成長する事に夢を持つ
  • 友達とイメージや遊びを共有することの充実感を味わい、表現活動を共同で楽しむ
  • 身の回りの自然環境や事象に関心を持ち、友達と試行錯誤し工夫して遊ぶ楽しさを味わう

内容

<教育時間>

  • 小学校の見学や話題で、新生活のイメージを持ち、遊びの中に取り入れて楽しむ
  • 友達や保育者と心を一つにして、共通のイメージや約束事を作っていく
  • 経験したことや感じた思いなどを、様々な方法や素材を使って表現する楽しさを味わう
  • 雪や氷など、冬の自然に触れ、観察したり調査したり、遊びに取り入れたりする
  • 歌詞の言葉の意味を知り、気持ちを込めて歌う
  • 食事を作ってくれる人に対して、感謝しながら食べる

<教育時間を除いた時間>

  • 友達とのつながりを感じて、卒園する自分達の成長を互いに認め合い、思いやりの心で過ごす
  • 4歳児に、年長児の生活の仕方や遊び方を知らせる
  • 身の回りの物の整理整頓を行い、小学校で必要な生活態度を身につける

環境構成

  • 小学校に行く機会を多く持ち、小学校との連携を強めてスムーズな進学環境をつくる
  • 言葉や体でイメージを表現する活動を取り入れ、曲のイメージ共有を図る
  • 課題にテーマを設け、テーマにそって取り組めるようにする

保育者の援助・配慮

  • 小学校で教師や生徒と交流することで、進学への安心感や期待感を高める
  • 個々の表現を認め、楽器を演奏することへの意欲を高める
  • 友達と話合い、お互いの意見を取り入れながら、製作や活動に取り組めるよう見守り支援する

子育て(保護者)支援

  • 個々の成長や良い個性についてと、今後の成長も期待する気持ちを伝えて、今後の課題についてもお互いの思いを共有し、安心して進学できるようにする

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<まとめ>

このように、子供の一日の生活のリズムや集団生活での経験年数が異なるこども園での指導計画は、共通利用時間と個々の生活スタイルに合わせた利用時間や集団生活の経験年数の相違を踏まえたうえで、一貫した教育及び保育ができるようにより具体的に策定する必要があります。また幼稚園の教育要領及び保育所保育指針の両指針に基づいての教育及び保育の実施が求められる為、策定する計画のボリュームも多くなりますので、文例等を上手に活用し、効率よく計画策定してくださいね。

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