卒園と同時にやってくる「謝恩会」。
初めてのお子様だと特に何をしていいのかもわからないはず…謝恩会ではどんなことをするのか、どんな準備が必要なのか…。
役員になったけれど、初めてのことで何もわからない保護者の方も多いかと思います。
こちらでは、そんな「謝恩会」について解説していきたいと思います。
そもそも謝恩会とは、お世話になった園長先生やクラスの先生方に対して、今までの感謝の気持ちを伝える会のことです。
そのため、準備から当日のことまで保護者が全て行うのが一般的です。(ただし、公立の保育園となると、今は開催されないことも多いようですので確認は必要ですね。)
保護者の中でも、中心となって動くことになる役員さんは、早ければ年度始めあたりに決定するところもあるようです。
役員になられた方はまず、その園での方針や規模など、引き継ぐところもあると思うので、まずは一つ上の学年の役員や保護者に聞いておきましょう。
会場となる場所や会費の予算、日程など基本的な骨組みとなる部分は、ある程度目途が立つと思います。
当日は、「保護者代表の挨拶」「食事(軽食等)」「余興」「記念品贈呈」「保育園代表のご挨拶」といった流れがオーソドックスで、「今回は今までにない派手な会にしよう!」といった妙な気合いが入っていなければ、特に悩むところはないかもしれません。
それぞれの準備としては、保護者代表の挨拶は誰に頼むのか、食事は予算に応じてオードブルを頼むのか、軽食にするのか、こちらはホテルの場合はホテルに問い合わせてご相談することになります。
記念品は、花束や遊具・テントなどの設備備品など、予算に応じ準備しておきましょう。保育園の代表の挨拶は、園長先生が来られている場合は、園長先生を指名するのが通例となります。
ここまではまだスムーズに決まる内容ですすが、多くの方が悩むのがまれる「余興」です。
余興に関しては、次項にて、取り上げて行きたいと思います。
謝恩会の余興といえば、保護者からの出し物が多いようです。
学年全体で謝恩会を行っているのであれば、クラスごとにされるところもあるようですね。
大まかな選択肢として特に多いのは、歌やダンスです。
あらかじめ何の歌を歌うのか保護者に伝えておき、全員で歌うのか、代表の人たちでダンスを披露するのか、様々ですが、歌であれば忙しい保護者の方でも空いている時間に取り組みやすいみたいですね。
歌やダンスの他にも、全員で楽しめるビンゴ大会やゲームを行ったり、先生たちとの思い出をまとめてみたり、親子での仮装などがありますが、各自の準備がいるものもあるので、余興は参加される保護者の人たちの意見を聞きながら決めて行くほうがいいと思います。
他に準備がいるものといえば、司会者と記念品を渡す人を決めること、BGMの選択、会場の飾り付け、謝恩会中の撮影、といったところだと思います。
保育園の「謝恩会」は、沢山決めることも多く準備は大変かと思いますが、子どもの卒園と同時に準備期間から考えた達成感や保護者での繋がりの深さなど、やりがいはあるかと思います。
この機会に楽しんでみてください。