全国の保育施設に必ずある恒例行事のひとつ、「保育参観日」。
保育士さんの腕のみせどころですが、後ろではたくさんの保護者が目を光らせていますね。
保護者からの評判やクレームは保育士さんの主要な悩みのひとつですから、新米保育士さんはもちろん、ベテラン保育士さんでも、多くの保育士さんが保育参観日は大きなプレッシャーを感じていることと思います。
そこで今回は、保育士さんたちにお役立ちの参観日にまつわる情報を紹介していきたいと思います。
では、参観日を思い出深く、保護者も園児も満足してもらう日にするためには、どうしたらよいのでしょうか?
参観日では、普段の園児たちの生活をみせるということの他に、保育園にはいつもいないお父さんお母さんと一緒に過ごすことで、園児にも素敵な思い出に残るような楽しい企画を立てることが大切です。
また、そのためには、企画を立てるだけではなく、しっかりとした準備をしておくことが成功の秘訣といえます。
ではどのような企画があるのでしょうか?人気の企画をいくつかご紹介したいと思います!
準備のポイント
準備のポイント
準備のポイント
一風変わっているけどやってみたら面白いかも?!そんな企画をいくつかご紹介します。
工作を完成させるためには親の頑張りが不可欠になります。
子供そっちのけで完成に向かって猛進する保護者の姿がみられるかも…?
クラスの様子がわかるような替え歌だと、保護者もうれしさ倍増でしょう。
保護者に動物のマネをしてもらい、子供たちが当てるゲームです。
中には個性的なまねを披露してくれる保護者がいたりして、大いに盛り上がります。
子供の普段の様子を見にきた保護者ですが、まさか自分がやるとは?!
そんなサプライズ企画をおもいきってやってみるのも面白いかもしれないですね。
保育参観日…、それは保育士さんにとっては、様々な親の姿を見る機会でもあります。
中にはモラルにかける保護者の姿やびっくりするような出来事が!そんなあるあるを少しご紹介しましょう。
平日は仕事で忙しい保護者同士、貴重な情報交換の場でもあるのかもしれませんが、関係のないおしゃべりは参観が終わってからにしてもらいたいものです。
保育参観中、スマホをいじっている方が多くなってきました。
中には終始スマホに集中している親の姿も!?
お父さんお母さんの前で張り切って頑張る子供たちの姿を、しっかり見てあげてほしいですね。
参加型の内容であっても、こちらから声をかけるまでは後ろで見ていてほしいのですが、中にはわが子のそばに行って手を貸してしまう保護者も。
上手にできなかったり、間違っていたりすると、つい声をかけたり手助けしたりしてあげたくなる気持ちはわかるのですが、そこは黙って見守っていてほしいところです。
スマホでさりげなくわが子をパシャリ!それくらいなら構わないのですが、狭い園の教室の中で、あっちこっちに移動して、時には教室の前からわが子をレンズに収めようと奔走する保護者。
他にもたくさん保護者がいるのに、その行動が迷惑になっていることに気付いてほしいです。
参観日を成功させるためには、保育士さんの企画や事前準備が重要です。
しかし、参加する保護者にも、きちんとマナーを守って協力してもらうことで、よりよい成功が得られるのではないでしょうか?
そのためには、保育士さんから、当日はマナーを守ってもらえるよう、事前に保護者に呼びかけたり、モラルにかける保護者を時には注意するということも必要かもしれません。
貴重な参観日を良い思い出となるようにできたら良いですね。