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苦労している保育士さんやママ必読~助けて!!子供が泣きやまない!の対処術!~

保育園は、0歳からの乳児も預かってもらえてありがたいのですが、泣くのが仕事の赤ちゃんを保育士さんは何人もお世話するんですから、大変ですよね。
火がついたように泣き始めた赤ちゃんの相手って、しんどいですよね。
子育ての経験がない保育士さんや、まだ乳児を受け持ったことのない保育士さんは、赤ちゃんの扱い自体が一からの手探りですから、尚更苦労することでしょう。
こちらでは、そんな泣き止まない子供について、保育士さんから、子育てが初めての新米ママさん、はたまた二人目なのにわからないことだらけのママさんにお役立ちの情報を紹介します。

子供の夜泣きでママも子供も寝不足に!

何をしても泣きやまない!!ミルクも飲まないで泣き続ける我が子に、「どうしてなの?!」、「何をしたらいいの?」と頭を抱えるママはとても多いのではないでしょうか。
夜寝られないことで体力も消耗し、どうしたらいいのかわからない混乱から精神も削られて心身共に疲れきってしまうことでしょう。
「気が狂いそうになる…」経験者なら、そんな気持ちもよくわかると思います。

夜泣きは、早くて生後4ヵ月頃から始まり1歳半頃からは徐々に夜泣きの回数が減り、終わることが多いようです。
ただ、そこはとても個人差が大きく、2~3歳になっても夜泣きをする子もいます。
本当にその時は出口の見えない長い長いトンネルのように思うかもしれませんが、出口は必ずありまるので、ご安心ください。
とはいえ当事者にとっては簡単なことではないはずです。
「まわりのママに聞いても夜はぐっすり寝てるみたい、どうしてうちだけ?!」、「私のやり方がいけないの?こんなにがんばっているのに…」と、本気で悩んでいる方も多いと思います。
夜泣きを治そうとがんばればがんばるほど、結果がでずにイライラに陥ってしまう…、毎晩毎晩その繰り返し、本当に地獄のような日々ですよね。
夜泣きをする我が子が憎たらしい!!「鬼」か「悪魔」に見えてしまう…なんて話もよく耳にします。
夜泣きの惨事を思い出すと、昼間の接し方すらイライラして変わってしまいそうになりますよね。
しかしイライラしているのは子供も同じ。
子供のほうもママのイライラを感じると、余計にぐずってしまいます。
子供だって、ママを困らせる為にわざと泣いているわけではないんです、何か理由があるんです。

夜泣きや日中なかなか泣きやまないことに原因があるの?!


夜泣き

ママさんたちの寝不足を引き起こす夜泣き!
それは新生児が夜泣くことではありません。
生後4ヵ月頃から、昼と夜の区別がついてきて夜にまとまった時間に寝るようになってから始まります。
夜中に突然なんの理由もなく突然泣きじゃくり話かけても何をしても泣きやまない!そんな状態のことを言います。
しかしながら夜泣きの原因は、はっきりとわかっているわけではありません。
なので原因であると思われるものを紹介したいと思います。

<原因>

  • 知能の発達
    昼間に経験した様々なできごとや受けた刺激を、寝ている間に脳で処理しています。それを夢に見て、思い返して夜泣きになることもあるようです。
  • 睡眠リズム
    昼と夜の生活リズムがまだ確立していないため、体内時計が狂い夜泣きになる。
  • ストレス
    人ごみの中、うるさい場所、ずっと家にこもりっぱなし、車での移動、話しかけられることなど、赤ちゃんにとって様々なことがストレスになっている場合があるようで、夜泣きにつながるとも考えられています。

理由もなく泣く我が子に何をやってあげたらいいのかわからママさんたちへ、原因を知れば対策も少しは見えてくるのではないでしょうか。


日中なかなか泣きやまない

日中ぎゃん泣きをする赤ちゃんや子供!子育て経験のない保育士さんは経験がない分苦労やストレスに繋がるケースが多いのではないでしょうか?!日中のぎゃん泣きには、それぞれ子供なりの理由があります。
言葉にできない分、泣くのでしょう。
その原因をたくさん知っておけば、どうして泣いているのかに気付くことができ、泣きやませることができるかもしれませんね。
一番の原因としては、オムツを取り替えてもらいたかったりお腹がすいていたりすることですが、他にもたくさんあるのでまとめてみました。

<原因>

  • 湿度 温度
    敏感な赤ちゃんはこの変化だけでとても不快になります。赤ちゃんによっては快適な温度や湿度が違うことも。
  • 痛み かゆみ
    体のどこかに傷や虫さされ、またはアトピー性皮膚炎などで痛かったりかゆかったりすると気付いてほしくて泣きます。
  • 風邪
    鼻がつまっていて不快だったり、熱がでる前にも泣きやまないことがあります。
  • 抱っこ
    抱っこしてほしくて泣く子もいますね、下におろすとずっと泣いているなんてことも。
  • 寝起き・寝付き
    寝起きや寝付きの悪さでも泣きやまない子がいます。すっきり起きれなかったり、眠いのに寝れなかったりが原因のようですね。
  • かんしゃく
    やりたいことができなかったり、やりたくないことをやらされたり怒り泣きのようになります。

他にも細かいことが原因の場合があります、肌の弱い子は服の素材が肌に触れることが嫌だったり、人見知りの子は近くに他の子がいるのが怖かったり、抱っこの仕方が違うから泣いていたり、慣れない場所で泣いていたりと子供によってなのでキリがないです。>
でも経験を積んだ保育士さんならママよりも泣きやまない原因を見つけるのが上手かもしれませんね。

泣きやまない子供の対処術!

泣き止まない

  • 外や違う場所に連れて行き気分を変えさせる。
  • 抱っこしてやさしく声をかける。
  • あれは何かな?!と他に興味をもたせる。
  • おんぶ!これはみんなやりますよね。
  • そうだね!と同調してそばにいてあげる。
  • 子供が好きそうな歌を歌ってあげる。
  • 原因を把握し、対処してあげる。

まずは自分自身が気分転換して、モヤモヤしたものを全部リセットし、「この子は夜泣き・ぎゃん泣きをする!もーっそれは仕方ない!」>
と開き直って腹をくくってしまいましょう。>
泣きわめく子供と一緒になってテンパってはいけません。>
焦ってすぐに泣き止ませようとするのではなく、根気よく今できることを1つずつやっていくことが一番の近道ではないでしょうか。

<まとめ>

最も効果的なのは、子ども一人ひとりの癖や体質、性格を把握し、泣いている原因をわかってあげることでしょう。
しかし、それは実の親であっても、熟練の保育士さんでも簡単なことではありません。泣きじゃくる子供の対処法は、様々ある原因や対処法を検討しつつも、愛情をもって抱きしめてあげる、寄り添ってあげるのが一番なのではないでしょうか。
子供は泣くことですさまじいエネルギーをぶつけてきますが、深刻に考えず子供の成長の過程の一つとして、広い心で受け止めてあげてください。

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