みなさんは、よくスープを召し上がっていますか?
“和食”は、一汁三菜を基本としています。これは、ご飯に汁物、そして、主菜1品に副菜2品で作られた献立のことを指します。
食事の際にスープなどの汁物を摂ることは、適度な水分補給で、消化吸収を助けるとても大事な役割を持っているのです。
今回は、春の食材を中心とした、スープについて取り上げていきたいと思います。
初めに、スープのメリット、デメリットについて具体的に見ていきましょう。
このように、スープにはメリット、デメリット共にありますが、全体的に見て、スープは、身体にとても良いことがわかりますね。
では、スープに向く野菜、向かない野菜はあるのでしょうか?
【スープに向く野菜】
【スープに向かない野菜】
※ただし、スープ調理は文字通りビタミンが溶け出したスープごと摂取すること、そして、野菜は加熱すると、生の状態よりもカサが減り、量を食べられることを考慮すると、一概にスープに向かない野菜とは言えません。
具材多めの“食べるスープ”を心がけることが大切ですね。
簡単!ピーマンと新玉ねぎのチーズスープ♪
[材料]4人分
・ピーマン・・・3個
・新玉ねぎ・・・小2個(120g)
・ベーコン・・・60g
・溶けるチーズ・・・10~15g
・オリーブオイル・・・大1
・固形コンソメ・・・1個
・パルメザンチーズ(粉チーズ)・・・好きなだけ
・水・・・500~600cc▽出典:cookpad byほいくジョブ
<作り方概要>
※詳しい作り方はcookpadの『ほいくジョブのキッチン』に掲載しています。
この時期ならではの新玉ねぎを使うことによって、辛みがなく、白とグリーンの色鮮やかなスープに仕上がります。
ベーコンと固形コンソメ、チーズからも塩分が出ています。足りないようなら最後に軽く塩コショウで仕上げましょう。
チーズのコクがスープに溶け出して、ピーマンと玉ねぎに抵抗のある子供にも人気の味です。
甘えび風味の簡単♪ビシソワーズ
[材料]5人分
・甘えびの殻・・・90g ※他の種類のえびでも良いです。
・新じゃがいも・・・200g ※水にはさらさなくて良い。
・たまねぎ・・・50g
・オリーブオイル・・・大1
・にんにくチューブ・・・3~4センチ
・バター・・・10g
・牛乳・・・200cc
・塩・・・小1/2
・カイワレ大根、わけぎ、豆苗、パセリなど・・・飾り用・お好みで▽出典:cookpad byほいくジョブ
<作り方概要>
※詳しい作り方はcookpadの『ほいくジョブのキッチン』に掲載しています。
◇殻付きのえびを使った後は、殻を捨てずに、“えびだし”を取りましょう。えびの風味で、コンソメも生クリームも使わないのに、濃厚ポタージュに仕上がります。
◇温かいポタージュスープとしていただいても美味しいです。
簡単!フルーツトマトとみかんの冷製スープ
[材料]2人分
・フルーツトマト・・・150g
・夏みかん・・・1個 ※はっさく、いよかんなど、他の柑橘類でも▽出典:cookpad byほいくジョブ
<作り方概要>
※詳しい作り方はcookpadの『ほいくジョブのキッチン』に掲載しています。
◇水溶性ビタミンの損失を最小限に防ぐため、加熱しない調理法で作りました。
◇フルーツトマトは皮付きのままなので、あらごし食感が楽しめますが、口に残るようなら、トマトを湯煎で皮むきしたものを使うか、最後にこすと良いでしょう。
◇酸味のある柑橘類が合いますので、酸っぱい柑橘類の消費にも。
◇トマトと柑橘類のビタミンたっぷり、ジュース感覚のスープですので、子供も美味しくいただけます。
いかがでしたか?
忙しい中で調理の時間を確保するのは大変ですが、スープを献立に上手に取り入れることによって、栄養バランスの良い食事を効率よく摂取することができます。
ぜひ、毎日の献立にスープ料理を取り入れていきましょう。