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子どもも食べやすい!春の食材を取り入れた、簡単美味しいスープ♪

みなさんは、よくスープを召し上がっていますか?
“和食”は、一汁三菜を基本としています。これは、ご飯に汁物、そして、主菜1品に副菜2品で作られた献立のことを指します。
食事の際にスープなどの汁物を摂ることは、適度な水分補給で、消化吸収を助けるとても大事な役割を持っているのです。
今回は、春の食材を中心とした、スープについて取り上げていきたいと思います。

スープのメリット・デメリット

初めに、スープのメリット、デメリットについて具体的に見ていきましょう。

スープのメリット

  • スープの具材として、子供が苦手な野菜なども他の具材と一緒に混ぜ込みやすい。
  • 具だくさんスープを作ることに持って、品数が少なくても栄養バランスの良い食事が摂れる。
  • 胃に優しく消化しやすい。
  • 身体を温め、代謝を上げることによって、風邪をひきにくい身体を作る。
  • 満腹中枢を刺激するため、食べ過ぎを防ぐ。

スープのデメリット

  • 塩分の過剰摂取になりがち(特に味噌汁)。
  • 食材本来の風味や食感が失われる。
  • 特に子供の場合、胃が小さいため、スープで満腹になってしまいがち。

このように、スープにはメリット、デメリット共にありますが、全体的に見て、スープは、身体にとても良いことがわかりますね。

スープに向く野菜向かない野菜

では、スープに向く野菜、向かない野菜はあるのでしょうか?


【スープに向く野菜】

人参、モロヘイヤ、ほうれん草、小松菜
上記野菜に含まれる脂溶性ビタミンは油と一緒に摂ることで、体内に吸収されやすくなる。

 
じゃがいも、さつまいも
じゃがいもやさつまいもに含まれるでんぷんがビタミンCを包み込むので、加熱してもビタミンCが失われにくい。

 
ピーマン
ピーマンに含まれるビタミンPが、熱に弱いビタミンCを守るため、加熱調理でもビタミンCが失われにくい。


【スープに向かない野菜】

パセリ、ゴーヤ、ブロッコリー、カリフラワー、サヤエンドウ、キャベツ、トマト
上記野菜に多く含まれる水溶性ビタミンは、水に溶けやすいだけではなく、熱に弱いものが多いため、加熱調理には向かない。

ただし、スープ調理は文字通りビタミンが溶け出したスープごと摂取すること、そして、野菜は加熱すると、生の状態よりもカサが減り、量を食べられることを考慮すると、一概にスープに向かない野菜とは言えません。
具材多めの“食べるスープ”を心がけることが大切ですね。

春のスープレシピ~その1~

簡単!ピーマンと新玉ねぎのチーズスープ♪

[材料]4人分
・ピーマン・・・3個
・新玉ねぎ・・・小2個(120g)
・ベーコン・・・60g
・溶けるチーズ・・・10~15g
・オリーブオイル・・・大1
・固形コンソメ・・・1個
・パルメザンチーズ(粉チーズ)・・・好きなだけ
・水・・・500~600cc

▽出典:cookpad byほいくジョブ


<作り方概要>

  1. 鍋にオリーブオイルとベーコン、新玉ねぎ、ピーマンを加えてよく炒める。
  2. 更に水を加え、固形コンソメを加えて煮込み、溶けるチーズをパラパラと加える。
  3. 器に盛って、パルメザンチーズをかけて出来上がり!

※詳しい作り方はcookpadの『ほいくジョブのキッチン』に掲載しています。

このレシピのポイント

この時期ならではの新玉ねぎを使うことによって、辛みがなく、白とグリーンの色鮮やかなスープに仕上がります。
ベーコンと固形コンソメ、チーズからも塩分が出ています。足りないようなら最後に軽く塩コショウで仕上げましょう。
チーズのコクがスープに溶け出して、ピーマンと玉ねぎに抵抗のある子供にも人気の味です。

スープ 挿入

春のスープレシピ~その2~

甘えび風味の簡単♪ビシソワーズ

[材料]5人分
・甘えびの殻・・・90g ※他の種類のえびでも良いです。
・新じゃがいも・・・200g ※水にはさらさなくて良い。
・たまねぎ・・・50g
・オリーブオイル・・・大1
・にんにくチューブ・・・3~4センチ
・バター・・・10g
・牛乳・・・200cc
・塩・・・小1/2
・カイワレ大根、わけぎ、豆苗、パセリなど・・・飾り用・お好みで

▽出典:cookpad byほいくジョブ


<作り方概要>

  1. 鍋にオリーブオイルとにんにくを入れ、えびの殻を入れて炒めてから水を加えて煮込み、ざるで大きな殻を除き、茶こしでさらにこす。
  2. 新じゃがいもと玉ねぎを薄くスライスして、電子レンジで加熱し、塩を少々加え、ミキサーなどでなめらかになるまで混ぜる。
  3. 鍋にバターと、1を加え、そこへ2を少しづつ加えながら混ぜ、牛乳も加えてから冷やす。
  4. 器に盛りつけて、青菜を乗せて出来上がり

※詳しい作り方はcookpadの『ほいくジョブのキッチン』に掲載しています。

このレシピのポイント

◇殻付きのえびを使った後は、殻を捨てずに、“えびだし”を取りましょう。えびの風味で、コンソメも生クリームも使わないのに、濃厚ポタージュに仕上がります。
◇温かいポタージュスープとしていただいても美味しいです。

春のスープレシピ~その3~

簡単!フルーツトマトとみかんの冷製スープ

[材料]2人分
・フルーツトマト・・・150g
・夏みかん・・・1個 ※はっさく、いよかんなど、他の柑橘類でも

▽出典:cookpad byほいくジョブ


<作り方概要>

  1. フルーツトマトと夏みかんをあらかじめ冷やしておき、ミキサーまたはFPにしっかりかける。
  2. 夏みかんを絞ってから混ぜ、器に盛って出来上がり♪

※詳しい作り方はcookpadの『ほいくジョブのキッチン』に掲載しています。

このレシピのポイント

◇水溶性ビタミンの損失を最小限に防ぐため、加熱しない調理法で作りました。
◇フルーツトマトは皮付きのままなので、あらごし食感が楽しめますが、口に残るようなら、トマトを湯煎で皮むきしたものを使うか、最後にこすと良いでしょう。
◇酸味のある柑橘類が合いますので、酸っぱい柑橘類の消費にも。
◇トマトと柑橘類のビタミンたっぷり、ジュース感覚のスープですので、子供も美味しくいただけます。

<まとめ>

いかがでしたか?
忙しい中で調理の時間を確保するのは大変ですが、スープを献立に上手に取り入れることによって、栄養バランスの良い食事を効率よく摂取することができます。
ぜひ、毎日の献立にスープ料理を取り入れていきましょう。

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