保育園での行事は、楽しいことがいっぱいありますね。
年に何度か実施されるクッキングも、園児たちが大好きな行事の一つです。
保育園でのクッキングは、食への関心や興味を抱かせ、食べることの大切さや楽しみを教える大変良い機会です。
先生方が作ってしまえばとても簡単な調理でも、子供たちにとってはワクワク大変な冒険です。
また楽しみと同時に、オーブンの熱さ、ナイフなどの危険な動作も伴うことを教える良い機会です。
ここでは年齢ごとに、保育園でのクッキングに役立ち、園児たちが喜ぶレシピを紹介していきます。
3歳児にオススメ《クッキー作り!》
<材料(約30個分)>
バター(常温に戻しておく) 60g
砂糖 50g
卵 1個
薄力粉 150g
バニラエッセンス 少々
混ぜ込み用・・・黒ごま、レーズン、チョコチップなど 適量
出典:cookpad by ほいくジョブ
<作り方概要>
3歳児は、自我が芽生える歳です。
型を使うのか、使わないのか、使わないならどんな形を作るのか、自分で自由に選ばせることが大事です。
先生が、自分の気持ちを大切にしてくれている、ということを実感させてあげる良い機会になると良いですね。
4歳児にオススメ《餃子の皮でピザ風&デザート作り!》
<材料>
餃子の皮 1人2~3枚
【ピザ風】
ケチャップ
ウインナー(輪切り)
トッピング野菜(ピーマン、パプリカ、玉ねぎ、コーンなど)
溶けるチーズ
【デザート】
バナナ、りんごなどの果物
ジャム
バター
マシュマロ
ヨーグルト
出典:cookpad by ほいくジョブ
<作り方概要>
【ピザ】
【デザート】
具材がゴロゴロ落ちて、食べづらい場合は、半分に具材を乗せて、ふちに水を付けて、フォークで押さえて焼いても良いでしょう。
または、餃子の皮を2枚使い、1枚に具材を乗せて周りに水を付けて、残りのもう1枚の餃子の皮を上からかぶせ、フォークでしっかり押し付けて、上部に切り込みを入れて焼けば、本格的なパイ風になりますよ。
4歳児になると、できることがますます増えます。
手先も随分と器用になり、お箸やハサミなども上手に使えるようになってきます。
しかし、好奇心も旺盛になるために、集中して物事に取り組むには、注意が必要です。
具体的に話すように心がけましょう。
例えば、作業中に何かものを落としてしまったときに、“気をつけなくちゃダメだよ”ではなく、“ここをしっかり持ってね”と、どういうふうにしたら良いのかを教えてあげましょう。
また、他人の気持ちを考えることができるようになるのもこの頃からです。
自分が真っ先にやりたい気持ちを抑え、きちんと順番を守って待ち、自分の番が来たら思いっきりがんばる、ということを教えられる機会でありたいですね。
いかがでしたか?
園児たちは、大好きなクッキング行事を通して、食べ物へ関心、興味を持ち、自分で作ることの嬉しさ、楽しさを味わえると思います。
最後に1番大事なことは、出来上がったら、“今日はみんなのおかげで、こんなに美味しいお料理、デザートができたね、みんな、ほんとにありがとう。次回も一緒に作ろうね”と、いっぱい褒めてあげましょう。