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夏まっさかり!保育園で子供の水分補給にぴったりのオススメドリンク

いよいよ日差しが強くなってきましたね。ちょっと外に出ると、もう喉の乾きを覚えます。子供、特に年齢の小さい幼児は、気がついたら頭に汗をびっしょりなんてこともありますね。そんな時、どんな飲み物を飲んでいますか?水分補給には、どんな飲み物でもよいというわけではなく、意外な落とし穴があります。ここでは、夏に役立つ水分補給について見ていきましょう。

夏の水分補給は重要!

最近、熱中症という言葉をよく耳にしますね。これは、脱水を引き起こし、熱けいれんや、頭痛、吐き気から最悪の場合、死に至ることもある危険な状態を指します。
なんと、子供の身体の約80%、大人は約60パーセントが水分です。汗をかいてもかかなくても、毎日必ず水分を補うことが大切ですし、汗をかく夏の季節は、いつも以上に水分の摂取をする必要があります。
喉の渇きを感じる前に、水分補給をすることが大事だと言われています。また、1度に大量に飲むのではなくて、少しずつ、こまめに水分補給を取ることも重要です。

こんな飲み物・飲み方はNG!

TPOに応じて、適している飲み物、NGな飲み物があります。具体的に見ていきましょう。

糖分の多いジュース

糖分の入った甘いジュース、幼児は大好きですね。でも、おやつタイムをジュースだけで終わらせる家庭は少ないと思います。クッキーとジュース、ゼリーとジュース、チョコレートとジュースなど、おやつには十分な糖分が含まれていますので、おやつをいただくときの水分補給は糖分の入っていないものがおすすめです。それでも飲みたいときは、飲む量をきちんと決めて過剰摂取に気をつけましょう。

冷えすぎた飲み物

暑い時には冷たい飲み物が欲しくなりますね。氷が大好きなのも幼児の特徴です。少量ならばそれも良いのですが、毎回冷たい飲み物ばかりでは、お腹を壊したり、体調不良の原因につながります。クーラーの効いた室内では、あえて冷えているものをあげる必要はありません。アイスクリームなどの氷菓子を食べる機会が多いこの季節には、飲み物も適切な温度を心がけましょう。

外遊びで大量に汗をかいたときの麦茶

日常生活の中で汗をかいた場合は、麦茶の補給で大丈夫ですが、大量に汗が出て、体内のナトリウムが減少している場合は、それを補うミネラルの含まれた水分補給が必要です。この場合は、薄めたスポーツドリンクをあげましょう。

スポーツドリンク

市販のスポーツドリンクをそのままあげるのでは、塩分と共に糖分も取りすぎてしまいます。特に幼児の場合、日常生活でスポーツドリンクばかりをあげてしまうと、濃い味を覚えてしまい、お水や麦茶を嫌がるようになってしまいます。いつでもスポーツドリンクでは、乳歯にも影響を与え兼ねません。
よく飲むからといって、いつでもスポーツドリンクを与えるのではなく、必要に応じて、また上げる場合は、薄めたものをあげるようにしましょう。

食事前に一気に水分を取る

幼児の場合、胃の大きさが小さいために、食事の前にたくさんの水分を摂取すると、ご飯が食べられなくなっていまいます。水分は一気に大量に摂るのではなく、少しずつこまめに飲みましょう。また、食事の際は、お味噌汁やスープなど汁物を作るように心がけ、水分の摂取をしましょう。

幼児の夏の水分補給のポイント

日常生活での水分補給は、糖分の入っていないもので、風味や香りが強くなく、幼児でもごくごくと飲めるものがおすすめです。

麦茶

1年を通して、冷たい麦茶を常備している家庭も多いと思います。
飲み物で糖分を摂るのはできるだけ避けたいですね。でも、毎日、毎回麦茶ばかりでは、子供も飽きてしまい、充分な水分をとってくれない場合があります。
そんなときは、以下のお茶もおすすめです。

コーン茶

“とうもろこし茶”とも呼ばれ、とうもろこしの実を乾燥させて炒ったものです。韓国では、とてもよく飲まれています。とうもろこしの香ばしい薫りで、子供でも美味しくいただけると思います。
また、コーン茶には、鉄分、カリウムが多く含まれ、利尿作用があります。ノンカフェインの飲み物で鉄分がとれるのでおすすめです。
また、類似の飲みものとして、“とうもろこしのひげ茶”というのがあります。これは、文字通り、とうもろこしのヒゲを炒ったものです。とうもろこし茶よりも風味が強いので、子供と飲むには、とうもろこし茶の方をオススメします。

ルイボスティー

南アフリカなどで、“ルイボス”という植物の葉を乾燥させて作られたものがルイボスティーです。ノンカフェインで、ナトリウム、カルシウム、マグネシウムなどのミネラルを豊富に含んでいます。また、抗酸化作用により、皮膚の炎症を抑える効果も期待できます。きれいな色と紅茶のような独特の香りがありますが、お好みで濃さを調整して冷やして飲むと良いでしょう。

緑茶

中国では、烏龍茶やプーアル茶と比べ、緑茶は発酵の少ないために、身体を冷やす飲料として夏では好んで飲まれます。カフェインは含まれていますが、薄く出した緑茶を冷やしていただくのも良いでしょう。

子供と一緒に手作りしよう!オススメドリンク~桃ゼリースカッシュ&すいかゼリースカッシュ~

こちらでは、お子様と是非、一緒に作ってみたい、おいしいドリンクを2つ、ご紹介します。
簡単にできるので、ぜひ試してみてください♪

桃ゼリースカッシュ

[材料]5~6カップ分
◇桃・・・中1個(約200g)
◇粉ゼラチン・・・5グラム←大2の水でふやかしておく。
◇レモン絞り汁・・・1/8個分(約10cc)
◇水・・・350g
◇砂糖・・・20g ※桃の完熟度によって調整してください。
◇炭酸水・・・適量
出典:cookpad byほいくジョブ

すいかゼリースカッシュ

[材料]5~6カップ分
◇すいか・・・正味約250g
◇粉ゼラチン・・・5グラム←大2の水でふやかしておく。
◇レモン絞り汁・・・1/8個分(約10cc)
◇水・・・350g
◇砂糖・・・25g 
◇炭酸水・・・適量
出典:cookpad byほいくジョブ

<作り方概要>

  • 鍋に、カットした桃(あるいはすいか)、水、砂糖を入れて、火にかける
  • ふやかしておいたゼラチンを鍋に加え溶かす
  • 粗熱がとれたら、タッパーに入れ冷蔵庫で冷やし固める
  • グラスに固まったゼリーと炭酸水を注いで出来上がり♪

※詳しい作り方はcookpadの『ほいくジョブのキッチン』に掲載しています。

このレシピのポイント

  • 果物の甘味を感じられるように、砂糖は最低量です。お好みによって調整してください。
  • 炭酸水は、子供には加糖のものを、大人には無糖の炭酸水がおすすめです。
  • タッパーで固めると、蓋をして冷蔵庫内で重ねることが出来るので便利です。

<まとめ>

いかがでしたか。
“のどが渇いた”と、おしゃべりが上手にできる幼児でも、遊びに夢中になると、喉の渇きを忘れて遊びに没頭することがあります。また、室内だからといって、代謝の良い幼児には油断はできません。保育者や親が適切な水分補給を定期的に何度も促すことが重要です。元気よく遊べる環境は適切な水分補給から、と心がけて、子供たちと一緒に楽しい夏を過ごしましょう。

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