保育園でパネルシアターをすると子供達は興味深々!
「これは何かな?」と質問すると、われ先にと元気に答えようとしてくれます。
そんな子供達が大好きなパネルシアターですが、いったいどうやって作るのか?!どんなお話で作るのか、どんな仕掛けがあるのかなど、パネルシアターを作ったことのない保育士さんにもわかりやすいように解説していきたいと思います。
動画も参考にしてくださいね。
ボールがコロコロ転がって何になるか楽しみで想像力が膨らむパネルシアターです。
色々なたまごがあります!いったい何が生まれるのか気になって、みんなの視線は終始くぎづけです♪
良いお天気の日に蜂さんがお散歩していると鼻が縮んでしまったぞうさんと首が短くなってしまったきりんさん、短いへびさんに出会い、蜂さんがひっぱってなおしてあげる…という可愛らしいパネルシアターです!
木においしそうなパンがなっていて、みんなで食べたらなくなっちゃった!
でも、「ぱぱんのパンの木!」とみんなで呪文を唱えると…?!
どうなっちゃうのかわくわくドキドキなパネルシアターです。
パネルシアターで楽しく「大きい」、「小さい」を学べます。
「パネルシアターは子ども達には人気だけど、手作りすのは難しそう…」と思っている保育士さんはたくさんいると思います。
でも、実は基本さえ押さえておけばそんなに難しいものではないんですよ。
保育園にパネルシアターがないけどやってみたいと思っている保育士さん、この機会に作ってみたら良いかもしれないですね。
ネル布 | コットンフランネルというパジャマなどにも使われる生地のことで手芸店などで手に入ります |
Pペーパー | これに絵を書いて人形などを作ります。ネットでパネルシアター用のPペーパーが購入できます。 |
発砲スチロールまたはベニヤ板 | パネルになります。カットもしてくれるホームセンターで購入するとサイズも決められて楽ちんです。 |
鉛筆 | 人形の下書きに使います。 |
絵具セット | 人形の色塗りに使います。 |
油性フェルトペン | 人形の縁取りに使います。 |
キャラクターを二枚作りボンドで貼り合わせると両面使えるので表は笑った顔で裏返すと泣いた顔などとすぐに人形の表情を変えられる。
人形の体の動かしたい部分(しっぽや手や足)を、別に作り糸で止めリアルに動くようにして演じます。
キャラクターのポケットや鍋に切り込みをいれ、裏にネル布で作ったポケットをつけておきそこにいれておいたものを出したり、何かをいれたりできます。
上に重ねたい人形の裏にネル布を貼っておくことで、他の人形の上から重ねることが可能になります。
では実際にお話しに合わせたパネルシアターを作る手順を紹介します。
ここでは、「おおかみと七匹の子ヤギ」を例に、パネルシアター作りの手順をご紹介します。
※パネルを少し斜めになるようにイーゼルなどで立てかけておくと、人形が落ちる心配もなく演じやすいです!
※パネルの下にカーテンなどをして必要なものを置いて隠しておくとスムーズにお話しが進められます。
パネルシアターを作るのはそんなに難しいことではないということがお分かりいただけたでしょうか。。
作ったことのない保育士さんでも「作れそう♪」だなと思ってもらえたら嬉しいです。
パネルシアターは保育士さんの演じ方もとっても重要なので、演じ方もしっかり練習して、子供達を思いっきり楽しませてあげてくださいね。
一度力作を作り上げてしまえば、機会のあるごとに使えますし、そのたびに子ども達の笑顔が見られます。
慣れてきたら、オリジナルのストーリーや、子ども達の大好きなお話で、作ってみるのも面白そうですね。