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子どもにも増えている?!保育園でできる花粉症対策

2016年春のスギ花粉飛散開始は、早いところでは2月下旬、一般的には3月上旬から飛散するようです。
花粉症の方にとっては、「いよいよキタか」という時期ですね…。

そして近年、子どもの花粉症も増えているようです。
子どもの場合は風邪と思ってしまうこともよくあるようですが、しっかり対策したいですね。

花粉症のシーズンって?一年中あるの?!

まず、本題に入る前に、今年の花粉情報を確認しておきましょう。

2016年春の花粉飛散予測(第3報)花粉シーズンまで3週間を切る!早めの対策を

『まもなく花粉シーズンスタート』
2016年春のスギ花粉の飛散開始は、西日本と東日本では例年より早いところが多く、北日本では例年並みの見込みです。2月上旬に九州・中国・四国・東海・関東地方から花粉のシーズンが始まるでしょう。
出展:日本気象協会HP

花粉症と風邪の症状の違いとしてもっとも分かりやすいのは、鼻水の状態と目のかゆみになります。
子どもの花粉症は見逃しがちですが、「鼻水がさらさらしていて透明な色をしている」「目をかゆがる」といった症状があれば、花粉症の可能性を疑ってみるとよいでしょう。
世界的な温暖化の影響で、今後は花粉飛散量の増加が予想されるようです。花粉症といえば、春のスギ花粉症がよく知られていますね。
この時期はニュースでもよく取り上げられていますが、実際は花粉症は春先に限定したものではなく、季節をと問わずあるのです。
春は一番花粉症の人が増加する時期で、スギやヒノキの花粉が多いようです。
夏はイネ科、秋はブタクサ。
冬は一番花粉が飛んでいない季節ですが、イネ科やスギ花粉が暖かい日に飛び始めます。
花粉症の原因としてよく挙げられる植物の、花粉の飛散時期(本州の場合)は表の通りです。

s-花粉情報

何となくでも、頭に入れておくとよいかもしれません。

保育園での花粉症対策

長時間を過ごす保育園での花粉症対策はとても重要ですよね。
すぐに取り入れられるポイントを挙げてみました。


お散歩のときにメガネやマスクを装着し、帽子をかぶろう

花粉が付着しやすいのは外に出ている頭と顔。
メガネやマスクは子どもが嫌がることもありますが、非装着時と比べて、鼻や眼に入る花粉の数を半分に抑えられるようです!
そして、帽子をかぶることで頭につく花粉は避けられますね。


散歩後はうがいをしよう

うがいはのどに流れた花粉を取り除くのに効果があります。
風邪の予防にもなりますので、必ず行いましょう。


室内に入るとき衣類に付いた花粉をはらおう

通園時、散歩の後など外から室内に入る時に行えば、室内に入り込む花粉の量が増えませんね。


ウールの衣類は避けよう

羊毛類の衣類は花粉が付着しやすく、花粉を屋内などに持ち込みやすいので、避けたいものです。
表面がすべすべした綿かポリエステルなどの化学繊維のものは花粉が付着しにくいようです。
洋服に関しては家庭との協力が必要ですね。

保育士さんも辛い!花粉症を軽減させるポイントは緩ませる??

s-挿入_花粉

子どもとのお散歩など外に出る機会も多い保育士さんにとっても、花粉症は辛いですね。
花粉症の原因としては、大気汚染、黄砂、タバコなど様々ありますが、生活環境の変化も指摘されています。
睡眠をしっかりとること、穀物と野菜中心の食事を心がけることなど、免疫力をアップさせることがポイントですね。
目や鼻がグジュグジュしたり、くしゃみが出たりするのは、症状の出ている場所を緩めようとする体の反応です。
からだってすごいですね!
目と鼻を別々に8分ほど温かい蒸しタオルで温めてあげると効果的です。
そして、重要なのが肩甲骨。
肩甲骨と花粉症はつながりがあり、肩甲骨がうまく緩まないと花粉症の症状が出るようです。
肩甲骨を緩めるには、

  1. 左右の肩甲骨を背骨にぎゅーっと寄せて、すとんと力を抜いて肩を落とす。
  2. 両肩を上げたまま、①と同じことを行う。
  3. 肩に指先をのせ、大きく肩を回す。

是非、お仕事の合間にも試してみてください♪
そして、おススメが床磨き。
床磨きは肩甲骨をよく動かす動作なので緩めるのにとても効果的です。
子どもたちと一緒にやれば楽しいですね♪

<まとめ>

子どもも大人も辛い花粉症。
花粉を取り込まないように注意することも大事ですが、日々の生活習慣を整えるよい機会かもしれませんね。
少しでも症状が軽くなるように今から出来ることをやってみてくださいね。

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