保育園での保育や家庭での子育てをするにあたって必ず通るトイレトレーニングですが、これがまた保育や子育てにおける難関といっても良いでしょう。
トイレトレーニングは個人差が大きいので、すんなりオムツがとれる子もいれば、なかなかとれない遅い子もいます。
わかってはいてもオムツがなかなかとれない遅い子には、保育士さんもお母さんもはやくトイレに慣れてもらおうと焦ってしまいますね!
このようにトイレトレーニングに悩む保育士さんやお母さんはたくさんいます!
そんなトイレトレーニングに悩んでいる方たちにお役立ち情報を紹介します。
トイレトレーニングは問題なく進む子もいれば、できる時できない時のムラが激しかったりできていたのに急にできなくなってしまうことなどはあたりまえのようにあります!
本当にその子によっての悩みの種はそれぞれ違います!
ではどんな悩みがあるのか紹介していきたいと思います。
トイレトレーニング体験結果と困ったこと
▽「トイレトレーニング」はじめどきの見極め方
◆出典:こどもチャレンジ
2歳トイレトレーニングの悩み
▽トイレトレーニングのやり方
▽2歳9ヶ月の子供のオムツはずれ、トイレトレーニングについて
▽子どものトイレトレーニングが長引いています。
◆出典:yahoo知恵袋
3歳になってもオムツがとれない悩み
▽トイレトレーニングに疲れました。。。。。
▽三歳になる子供のトイレトレーニングについて
▽3歳の娘のトイレトレーニングがうまくいきません(泣)
▽3歳半の子供のトイレトレーニングについて。
◆出典:yahoo知恵袋
このように悩みはつきものですが、たくさんの方が悩みをもっていて自分だけではないことを知るとなんだか安心しますね。
また、トイレトレーニングの完了が遅い、長引くなどでまわりの自分に対する評価が気になってしまいがちですが、気にせず自分の子供のペースにあわせることでストレスも和らぐことでしょう。
何気なく行っているオムツ交換ですが、実はトイレトレーニングの基礎になることをご存じでしょうか?!
4~5カ月の赤ちゃんは個人差がありますが30分~40分おきにおしっこをし、排便も一日に2、3回しますね!
その子の排せつのタイミングや時間で確認してオムツを交換しますが、その時に大人がオムツを取り替えてくれて濡れていて気持ち悪かったのがさらさらで気持ちよくなることを覚え、徐々に自分からおしっこがでると泣いたりぐずったりして知らせてくれるようになります。
これがトイレトレーニングの第一歩になります!
オムツ交換をする際のコツは、やさしく声をかけてあげながらオムツを取り替えるということです。
「おしっこでてるね~」「きれいにしようね~」「気持ち良くなったね」などとやさしく声かけをすることで、子供も何をするか理解し自分から足を上げてくれたりするようになります。
この人にこう声をかけられると、おしりをきれいに気持ちよくしてくれるんだなと子供が感じることで信頼関係にも繋がります。
最初はすんなりできていたオムツ交換も、だんだん成長し寝がえりやハイハイをするようになるとじっとしているのを嫌がって泣いたり、動いてしまってうまく交換できないケースが増えてきます!
そんな時は歌を歌ったり顔遊びをしたり、上にあるものを見て「あれ~?!あれはなんだぁ~?!」というように楽しく気をそらせてみたり子供と触れ合いながらオムツ交換すると良いですね!
また歩けるようになったら声をかけて自分から進んでオムツ交換できるように促すと、トイレに行く習慣のようなものが身につきトイレトレーニングに繋がります。
乳児期の子供は脳の発達が未熟なため排せつのコントロールがうまくできません。
そのため最初は反射的に排泄をするという形になっていますが成長するにつれ膀胱の機能が発達しおしっこを一定時間、膀胱に溜めることができるようになってきます。
その目安として生後2歳から3歳くらいとされていますがこれはとても個人差が大きいため無理せず子供に合わせた時期を選ぶことが大事です。
立って歩くことができる!
立って歩けるようになると膀胱におしっこが溜まることを感じられるようになります。
言葉がわかり自分の意思を伝えられる
「ちっちでる?」や「トイレいこうか?」というように言われていることが理解でき、身振り手振りで自分の意思を伝えることができます。
おしっこの間隔が1時間半~2時間くらいあく
そろそろ時期かな?と思う頃にオムツ交換をしてから一時間おきくらいに触っておしっこの間隔を確認しましょう。
以上の三つの項目を満たした頃が始める時期です!
立って歩き始めて、オムツにおしっこがでたことやでることを気にして自分から教えるようになったら、おしっこの間隔をチェックしながら始めてみましょう!ということですね。
※季節としては春~夏の温かくなってきた頃にトイレトレーニングをすると子供が寒さによるストレスを感じることもなく、着ているものも薄着で脱ぎやすいものが多くやりやすいことや失敗したときに着替えることが頻繁にあっても寒くないので風邪をひく心配もありません。
なにより薄着なのでお洗濯での親の負担が軽くすみ、親も子供も一番ストレスがかからないため良いとされています。
トイレトレーニングはしっかり教えようと厳しくしたりすると逆に子供が反発してトイレに行かなくなってしまいます!!
そのため、トイレに行かせるのではなく自分からトイレにいきたくなるような楽しい環境や子供目線でどうしたらやりやすいかを考えて工夫しながら進めると親子で楽しく進めることができますね。
ではトイレトレーニングを楽しく進めるにあたって具体的にどんな準備が必要なのか紹介します。
トイレいけるかな (あかちゃんのための絵本)
▽わらべきみか (著, イラスト)
▽出版社:ひさかたチャイルド
▽あらすじ:子育ての中で最も大事な事柄の一つ、トイレトレーニングにぴったりの1冊。
▽出典:amazon.co.jp
ひとりでうんちできるかな
▽きむら ゆういち (著)
▽出版社:偕成社
▽あらすじ:おむつからおまるへ、おまるからトイレへ。あかちゃんが幼児の仲間入りするために必要な事がらを、しかけ絵本で楽しく学べます。
▽出典:amazon.cp.jp
※子供は自分には困難だと思うことや怖いと思うようなことに敏感に反応しよくわからないけど嫌だと認識してしまうことがあるので、子供目線になって考えてあげることはとても大事ですね!
また自身をなくしてやりたがらなくなってしまうこともあるので、失敗しても叱らないようにしましょう。
トイレトレーニングは子供のタイミングで始めたいものですが、保育園では1人ひとり違うタイミングというわけにもいきませんね!
始める時は一斉に始めることになると思いますが、しっかり保護者の方と話合いながら進めていくことが大切です。
そのためには保護者の方におしっこの間隔が2時間前後あくようになったら教えてもらえるように事前に話をしたり、子供の排泄のサイン(トイレにいきたくなるとオムツをおさえます)などを保育士さんと保護者で連絡帳を通じて共有すると良いですね。
また保護者の方は他の子の進み具合を自分の子と比較してしまうケースが多くそのことで大きなストレスをかかえてしまい家でのトイレトレーニングがうまくいかなくなることもあるので、保育士さんからは、「個人差があるので遅くてもだいじょうぶですよ」「失敗やできていたのにできなくなってしまうこともよくありますよ」「焦らずに進めていきましょうね!」というように声をかけながら一緒に進めていくことが子供のためにもなり、焦らせて必死でやってもらうよりも効果的ではないかと思います。
また親がどんなにがんばって楽しくトレーニングしようと思っても、嫌がる子は嫌がります!
親が行かせたがっているのを敏感に感じとり反発している子も中にはいますので、そんな時は、じゃあ行きたくなったら教えてね!と少し落ち着いてトレーニングを中断してみるのもいいですね。
まわりを気にせず自分の子は自分の子と思い一緒にマイペースに進むと気持ちも楽になることでしょう。一通り試したらあとは流れにまかせると良いですね。